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東山紀之×加藤剛、新旧『大岡越前』が競演

 俳優の東山紀之主演で2013年にNHK・BSプレミアムで復活した時代劇シリーズ『大岡越前』。第3シリーズまで放送れてきたが、初めてBS新春時代劇として『大岡越前スペシャル』が来年1月3日(後7:30〜8:45)にBSプレミアムで放送されることになった。今回のスペシャルの目玉は、TBSで約30年わたり放送された『大岡越前』の主演俳優・加藤剛のゲスト出演。新旧の大岡忠相の競演が実現する。

2017年1月3日放送、NHK・BSプレミアム『大岡越前スペシャル』に加藤剛がゲスト出演(C)NHK

2017年1月3日放送、NHK・BSプレミアム『大岡越前スペシャル』に加藤剛がゲスト出演(C)NHK

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 本作の主人公・大岡越前守忠相は、8代将軍・徳川吉宗が進めた享保の改革を町奉行として支え、江戸の市中行政に携わったほか、評定所一座に加わり、地方御用や寺社奉行を務めた。庶民を苦しめる悪を懲らしめ、人情味あふれる裁きを下す“大岡裁き”は、古くから講談、落語、歌舞伎などによって語り継がれ、テレビではTBSで1970年から99年まで放送された加藤主演の『大岡越前』が有名。2017年は、奇しくも忠相が江戸南町奉行に就任して300年の節目となる。

 今回のスペシャルでは、加藤が家老の不正を探ったことで流浪の半生を送った老骨の武士に扮し、人生の最期に白洲で人を殺したという嘘をつく。嘘と承知で裁きに臨んだ忠相(東山)の下す決断とは――。

■あらすじ
 事件は冬枯れの土手下で無残な惨殺死体が発見されたことから始まる。見物人の中に鋭い目つきで死骸を見る年老いた浪人・風間五郎左衛門(加藤)の姿が。遺体は羽州雁ケ沢上原の家中・勘定方の高畑六助(津田寛治)で犯人は同じ家中で最近放逐された雨宮治三郎(八嶋智人)らしい。実は治三郎は父親の仇である風間五郎左衛門を追う身であった。

 五郎左衛門は23年前、主席家老の命で江戸詰め次席家老のお家の金の横領に関する証拠をつかむため、屋敷に忍び入ったところを治三郎の父に見つかり、やむなく斬ったのだ。今回の事件に、23年前から続くお家の複雑な事情を感じる忠相(東山)。するとある日突然「高畑六助を斬ったのは私だ」と五郎左衛門が現れる。

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