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東山紀之主演『必殺仕事人』最新作9・25放送 悪役は安田顕&寺島進

 俳優の東山紀之が主演する人気時代劇シリーズの最新作『必殺仕事人2016』がABC・テレビ朝日系で9月25日(後9:00)に放送される。松岡昌宏TOKIO)、知念侑李Hey! Say! JUMP)、和久井映見生瀬勝久中越典子野際陽子らおなじみのレギュラー陣に加え、前作で30年ぶりに必殺に帰ってきた遠藤憲一が正式に仕事人に仲間入り。悪役として、安田顕寺島進も出演する。

東山紀之主演の人気時代劇シリーズの最新作『必殺仕事人2016』がABC・テレビ朝日系で9月25日放送決定(C)ABC

東山紀之主演の人気時代劇シリーズの最新作『必殺仕事人2016』がABC・テレビ朝日系で9月25日放送決定(C)ABC

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 東山の主演で2007年7月に『必殺仕事人2007』として復活をとげて以来、連続ドラマシリーズ1回、スペシャルドラマ6本が放送された「必殺仕事人」シリーズ。スペシャルドラマ7本目となる最新作は、今年2月より京都で撮影されていた。

 今回、仕事人が立ち向かうのは、現代の言葉で言えば「パワハラ」「セクハラ」「モラハラ」にあたる、職場にはびこる卑怯な行為の数々。テレビ朝日の秋山貴人プロデューサーは「組織の中では弱い者が不当な扱いを受け、ずるい者が得をすることが、時にあります。不条理な世の中で、組織に揉まれた者の恨みを、仕事人たちが晴らします」と力を込める。

 東山も「脚本を読んでびっくりしたのは今回が初めて。こういう脚本を望んでいた」と熱い。「仕事人をさせてもらって9年目。現代を写す鏡のような存在である『必殺』が、その特性を強くしています。生きている物語だと思いました。藤田まことさんの『必殺』にちょっと近づいてきたかなという気がします」と手応えを口にしている。

 始末したのは悪党4人のはずが、出てきた骸は5つ。しかも、最後の1つは南町奉行所同心のものだった。そんな前代未聞の出来事から始まる最新作。お菊(和久井)は新しく仲間に加わった瓦屋の陣八郎(遠藤)に疑いの目を向けが…。

 一方、渡辺小五郎(東山)が勤める本町奉行所では、突然、監察方番頭(かんさつがたばんがしら)の朝比奈藤十郎(安田)が視察にやってきて、いきなり「不要な人間をクビにする」と言い出し、与力の増村倫太郎(生瀬)以下、同心たちを震え上がらせる。普段の勤務態度が不真面目な小五郎は同心仲間たちからリストラの第一候補に挙げられてしまう。

 ところが、今作で最も窮地に立たされるのは小五郎の相棒で、11人の子どもを抱える働き者の結城新之助(田口浩正)。朝比奈から同心たちの動きを密告するよう命じられ、朝比奈と仲間との板挟みに苦しむことになる。家庭でも、年ごろを迎えた長女のお絹(浜辺美波)がろくに口をきいてくれなかったり、妻のはつ(久保田磨希)からも冷遇されたり。そんな時、結城の前に、幼なじみで謎の多い絵師・鬼頭進之助(寺島)が現れて…。

 その鬼頭と一対一で対決することになるのは、14年に初登場し、仕事人となったリュウ(知念)。川での“仕事”シーンが“定番”になりつつある知念だが、3回目の今回、「いままでで一番冷たい川でした」と振り返った。

 実は、ウェットスーツが用意されていたのだが、撮影前に寺島が「俺は着ねえぞ」と言ったのを真に受けて、知念はウェットスーツなしで現場に臨んだという。ところが、「寺島さんは着ていまして(笑)。僕だけ死にそうでしたけど、緊迫したシーンがぴったりの場所でしたので、楽しんで見ていただけたらと思います」。知念が凍えるような川に沈められながら繰り広げる、迫真の演技にも注目だ。

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