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中井貴一、モントリオール映画祭で初の世界進出

 俳優の中井貴一が主演する、君塚良一脚本・監督作品『グッドモーニングショー』(10月8日公開)が、カナダのモントリオールで開催される第40回モントリオール世界映画祭のメインコンペティション部門“ワールド・コンペティション部門”に正式出品されることが決定した。海外映画祭への初参加になる中井は「日頃から自分の夢と言っている『日本の映画が当たり前のように海外で上映されている環境』へのきっかけになれば良いなと考えています」とコメントしている。

モントリオール世界映画祭出品決定

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 同作は、9月の同映画祭公式上映が海外での初のお披露目になり、主演の中井のほか、共演の長澤まさみ、志田未来が君塚監督とともに映画祭に参加予定。中井は、過去に映画祭参加の機会はあったもののスケジュールの都合で参加できていなかったため、今回が海外映画祭への初参加になる。

 中井は「エンタテインメント色の濃い本作が海外の映画祭に招待を頂けるのは画期的で、光栄だと思っています。『グッドモーニングショー』はテレビの存在意義、何のためにテレビが必要なのか?を問うている映画なので、きっと国境を越えていろいろな国の方に理解してもらえるのではないかと思っています」と喜びを語る。

 君塚監督は、2008年に『誰も守ってくれない』で同映画祭で最優秀脚本賞を受賞。2012年には『遺体 明日への十日間』が正式招待されている。それ以来の3度目の同映画祭への出品になり、『おくりびと』以来(2008年)のコンペ部門でのグランプリ受賞に期待がかかる。

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