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【とと姉ちゃん】五反田役の及川光博「裏で動いていたのは僕でした」

 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(月〜土 前8:00 総合ほか)に五反田一郎役で出演中の及川光博。ヒロイン・小橋常子(高畑充希)に花山伊佐次(唐沢寿明)を紹介する甲東出版の編集者を演じる。

NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』五反田一郎役の及川光博。朝ドラ初出演だった(C)NHK

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 「初対面の常子に言ったせりふが、『君、かわいらしい顔をしているな』でしたからね(笑)。いきなり、それ!? 甲東出版の人たちは皆、『小橋くん』と呼んでいたけど、五反田だけは『常子くん』と。内心、ハートマーク付きで呼んでいます(笑)。下心も悪気もなく、女性と接する時の距離が近い」。

 キザなことを言っても嫌味がない五反田のキャラクターはハマり役と思えるが、本人によれば「及川光博としては女性にここまで気安くはできませんが、ミッチーには近いと思います(笑)」。

 今年5月に歌手デビュー20周年を迎え、ミュージシャンとしてはもちろん、俳優としても“オンリーワン”な存在感を築いてきた。連続テレビ小説は今作が初出演で、「駆け出しの頃は自分が朝ドラに出演するなんて想像もしていなかった。この現実を非常にうれしく思いながら撮影に臨んでいました」と振り返る。

 印象深いのは、戦後、闇市のおでん屋台で繰り広げられたシーン。「常子から雑誌づくりの相談を受けながら、花山を紹介するアイデアがひらめく。同じ屋台で花山に常子が『女の人の役に立つ雑誌』を作りたいと言って出版社を辞めた話をする。裏で動いていたのは五反田でしたね。彼がいなければ、『あなたの暮し』は誕生しなかったかも。物語のキーパーソンを演じることができて、光栄でした」。

 花山の圧倒的な才能を誰よりも理解し、尊敬している五反田。「この関係性はプライベートの唐沢さんと僕に似ている。大河ドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』(2002年)で共演して以来、唐沢さんには公私ともにかわいがっていただいているので。兄貴のような存在です」。

 そんな兄貴分の唐沢演じる花山に「全部持っていかれる(笑)」五反田だが、「橋渡し」としての役割を果たし、最後まで「常子の一番のファンでありたい」と話していた。

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  • NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』五反田一郎役の及川光博。朝ドラ初出演だった(C)NHK
  • 7月29日放送、第101回の場面写真(C)NHK

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