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綾野剛、ライジング・スター賞受賞 海外映画祭で感謝のスピーチ

 映画『日本で一番悪い奴ら』(公開中)に主演する俳優の綾野剛が、米ニューヨークのリンカーンセンターで開催された『第15回ニューヨーク・アジア映画祭』で“これからの世界的な活躍を期待する俳優”に贈られるライジング・スター賞を受賞し、現地時間28日に行われた授賞式に出席した。

 今年で15回目を迎える『ニューヨーク・アジア映画祭』は、北米有数のアジア映画祭。過去には、『ミロクローゼ』の山田孝之(第10回、2011年開催)や、『モテキ』の長澤まさみ(第11回、2012年開催)、『私の男』の二階堂ふみ(第13回、2014年)、『さよなら歌舞伎町』『TOKYO TRIBE』の染谷将太(第14回、2015年)が同賞を受賞。

 綾野は、体重を10キロ増減させながら、あらゆる悪事に手を染めた北海道警察の刑事・諸星要一の壮絶な26年間を体当たりで挑み、「妥協のない演技」を評価されて受賞となった。

 会場は、同作の上映を待ち望む幅広い世代の男女で満席に。メガホンをとった白石和彌監督と共に登壇した綾野は、英語で「会場の皆さま、本日はご来場いただきありがとうございます。ニューヨーク、最高です!」とあいさつすると、観客から歓声と祝福の拍手が鳴り響いた。

 さらに、「私個人が、この賞を受賞したとは考えておりません。この『日本で一番悪い奴ら』という作品が評価され、私が代表として、きょうこの賞をいただいたのだと思っております。この作品に、白石監督に、そして本日この場にお越しくださった会場の皆さまに感謝申し上げます。本当にありがとうございました」と繰り返し感謝を述べた。

 授賞式に続き行われた公式上映では、日本警察史上最大の不祥事と呼ばれる事件を題材にした本作のエンタメ性の高さと、現実離れしたキャラクター展開によって上映中は絶えず笑いが起こり、本編後半は悪に染まった主人公と同調するように観客は物語に引き込まれ、上映後には客席で観客とともに鑑賞していた綾野と白石監督に割れんばかりの拍手と賛辞が向けられた。

 綾野は「笑いながら楽しんで観ていただいたことに、とても感銘をうけています。ある出来事をきっかけに、物語は重厚感を増していきますが、会場のリアクションもそれに応じて呼吸しているようで、そこは日本の劇場と似ていると感じました」と語り、白石監督は「ニューヨークでも警察の不祥事などがあるようですし、ギャングもいる。そのような環境で、どう観てもらえるのか不安だったが、楽しんでもらえて安心しました」と安堵の表情を浮かべていた。



関連写真

  • 『第15回ニューヨーク・アジア映画祭』でライジング・スター賞を受賞した綾野剛 (C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会
  • (左から)綾野剛、白石和彌監督 (C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会

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