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キスマイ藤ヶ谷太輔が明かす「今に繋がったジャニーさんとの出会い」

 人気グループ・Kis-My-Ft2のメンバーであり、俳優としても活躍する藤ヶ谷太輔。連続ドラマに続いて映画化された『MARS(マース)〜ただ、君を愛してる〜』について話を聞くと、W主演した窪田正孝への“嫉妬”、“運命の出会い”から今に繋がっているジャニーズのオーディション秘話までたっぷりと語ってくれた。

◆リアル高校生だったらこの役は100%できなかった

――今作では、牧生役の窪田正孝さんと3回目の共演ですね。何か刺激を受けることはありましたか?
【藤ヶ谷太輔】 ありましたね。マサ(窪田)の、経験が背中からにじみ出てる感じはすごくて、ちょっと嫉妬しちゃうというか、羨ましいなぁ!って思っていました(笑)。お芝居に関しては、リハーサル前までは普通にたわいも無い話をしていて、始まったらお互いがスイッチを入れる、みたいな感じ。マサの芝居によって自分の芝居が変わったり、逆もあったりしました。

――藤ヶ谷さん演じる樫野零も牧生も、ドラマに続き高校生役です。
【藤ヶ谷太輔】 マサとも、「高校生ってどうなの? もう27歳と28歳だし、しんどいっしょ」「制服着なかったからまだセーフっすよね!」って話してたんです(笑)。とはいえ、もし自分がリアルに高校生の時だったら、この役は100%できてなかったと思うし、絶対すべりまくってたと思います(笑)。でも、キラ役の飯豊まりえちゃんは17、18歳なのに、毎日のように涙流したり叫ぶ役柄を演じられていて、俺とマサは「最近の若いコはすごいね!」って驚いていたんですよ。

――そんな会話が(笑)。
【藤ヶ谷太輔】 でも、同世代のマサがいて良かったですね。俺、教室のシーンが不安だったんですけど、俺の左後ろには牧生が座ってるし、“ま、いっか”と(笑)。そういうのも含めて、自分の同世代(窪田)とリアルな高校生(飯豊)、両方との芝居を経験できたのは良かったですね。撮影現場のことも思い出に残っていて、終わっちゃうときにはすごく寂しいなと思いました。

――『MARS』は究極のラブストーリーですが、零を演じる上で大変だったことは?
【藤ヶ谷太輔】 零は思ったことをすぐに言うし、自然に行動に移すタイプ。そういうストレートな部分は、ドラマから意識していました。それだけに、凶暴なところ、胸キュンさせるようなところも、“自然にやる”のが難しかった。恋愛的な部分は、相手をより感じること、フラットな気持ちでやることはすごく意識しました。ラブシーンもどんな空気感で撮影するのかと思ってたけど、意外にピリっとした空間で、それも良かった気がします。

◆僕、事務所のオーディションで、最初は落ちたんですよ

――そして本作では、様々な運命の出会いが描かれますが、藤ヶ谷さんにとって運命の出会いといえば?
【藤ヶ谷太輔】 やっぱりジャニーさんです。僕、事務所のオーディションで、最初は落ちたんですよ。もともとその日は友達と遊ぶ約束もしてたし、僕としては受かんないでほしいって祈ってたくらいだったんですけど。

――受かりたくなかったのは?
【藤ヶ谷太輔】 振り付けの先生がすごく怖くて! 僕、先生や親とか知ってる人に怒られることは多かったけど、知らない人に怒鳴られたことなかったので(笑)。だから受かりたくなかったし、自分の番号は合格者の中になかったから、「よっしゃ、帰ろう!」と。それで、借りたナンバープレートを「これ、どこに返せばいいんですか?」と聞いたら、その相手がジャニーさんで……。「YOU、初日に僕に話しかけたのはすごいよ」って、合格者に番号をプラスされたんですよ。僕、もう半泣きになりながら飲み物を飲んでたの、今でもすごく覚えてる(笑)。でも、そのジャニーさんとの出会いは、今のすべてに繋がってるんじゃないかなと思います。

――メンバーとの出会いは?
【藤ヶ谷太輔】 Kis-My-Ft2は、年齢も違えば組んでたグループも違った7人の集まりなんですよ(笑)。

――デビューまで長かったですもんね。
【藤ヶ谷太輔】 そういう意味では、下積み時代でもあり、ハングリー精神が養われた時代でもある。でも、エリートコースじゃないところが良さなのかな、って。デビューしてから、「順調ですね」と言われることもありますけど、デビュー前はそんなことなく、腐ってましたね(笑)。

◆上手いと思っていたお芝居が全然ダメってことに気がついた

――そんな時代があったんですね。
【藤ヶ谷太輔】 なんか、反抗期みたいな(笑)。怖いものもなかったし、何でも自分らが一番できてると思ってました。でも、その感覚を経験できた青春時代でもあった。

――逆に、それがあって良かった?
【藤ヶ谷太輔】 そんな気が今はしますね。態度もすごく悪かったし(笑)。逆に、ジャニーズJr.時代は、“何やってもダメだ”みたいな気持ちもありましたから。

――そういう腐ってた時代の経験は、演技に役に立ったりとか……。
【藤ヶ谷太輔】 その時の経験が? いや、まったく立たない!!(笑)。でも、僕が19歳くらいの頃かな? ドラマをやらせていただいたときに気づいたことがあって。当時、僕らはジャニーズJr.の中ではすごくキャーキャー言われてたし、チヤホヤしてもらってたんです。でも、一歩外に出たら、誰も僕らのことを知らなくて! その時に、知られていないこと、自分では上手いと思っていたお芝居が、いざやってみたら全然ダメってことに気がついた。そういうことを経験してから、芝居ってこうなのかな? 歌、踊り、バラエティとは?って、学ぶようになりましたね。

――気づいたことが良かった、と。
【藤ヶ谷太輔】 特に、お芝居の難しさを実感しました。僕は、覚えたセリフを噛まずに言うことが、上手な芝居だと思っていたんです。相手がどんな芝居で返してきたとしても、“僕はこう!”って決めてやってたけど、全然そうじゃなかったという(笑)。

――そんな時代を経たからこそ、こうして映画の主演を張る嬉しさも?
【藤ヶ谷太輔】 ジャニーさんとの出会いもそうだし、あそこで腐って辞めていたら、『MARS』にも出てないな……と考えるときもありますね。ジャニーさん、メンバー、ファンの皆さん、細かい出会いの積み重ねがすごくたくさんあった。それを、この作品をやってすごく考えさせられました。最初は“高校生の恋愛モノ”って聞いたので、もうちょい簡単にいくかなと思ったけど、いろいろ考えて、結構しんどかったです(笑)。



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