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【とと姉ちゃん】大野拓朗、清のウザいキャラには理由があった

 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(月〜土 前8:00)で、「まいったな〜」と言いながら自慢話を繰り出すちょっとウザい人、青柳清を演じる俳優の大野拓朗。ヒロイン・常子(高畑充希)ら3姉妹からは冷たくあしらわれ、女将・滝子(大地真央)の周りでうろちょろしているだけのキャラクターかとおもいきや、第12週(6月20日〜25日)で清の意外な一面が明らかになり、「そういうことだったのか、と。それまでのウザいキャラとのギャップで『清(きよし)ロス』を誘いたい」と冗談混じりに話している。

 清は、常子の母・君子(木村多江)の実家、老舗の材木問屋「青柳商店」の跡取り養子。「養子という立場を想像するのは難しかったのですが、僕なりに具体的な設定を作って演じた」と大野。わざとらしくため息をついては、苦労話にかこつけて自慢をするときの「まいったな〜」ポーズをはじめ、ちょっとした仕草もいちいちウザい人物像は、大野もアイデアを出しながら現場で作り上げていったものだ。

 しかも、清のキャラクターに通じる要素を大野自身も持っているようで、「実は、このドラマの出演者オーディションを受けた際、編集者の役だと思ったので、ファッション誌をイメージして、おしゃれしていったんです。シャツにジャケットを着て、靴は英国のチャーチという老舗ブランドのもので…とアピールして。国立国会図書館に行って、『暮しの手帖』も読んできましたって。すごく自慢していたんですよ(笑)」。

 その時の自慢話が功を奏したのか、連続テレビ小説初出演がかない、「ふたりの祖母に喜んでもらうことができました」とうれしそうに話す。

 物語の時代背景は、いよいよ太平洋戦争に突入し、青柳商店も大きな決断を迫られることになる。「養子であること、200年の歴史ある青柳商店の跡取りとなるプレッシャー、愛情をもって育ててくれた義母の滝子に感謝しつつ、仕事ぶりで認められたくて必死なところ。ただ自慢したがるだけの男じゃなかったと、最後の最後で皆さんにわかってもらえるように、それまでは精いっぱいウザい男を演じました」。

 Eテレで放送中の『Let’s天才てれびくん』に2014年度からレギュラー出演し、子どもたちにはすっかりおなじみとなった顔だが、幅広い年齢層が視聴する本作に「役者人生をかけていた」という大野。「人に元気を与えられる作品に出ること、出ている僕を見て明日も頑張ろうと思ってもらえるような役者になること、そういう目標を持ってきました。『とと姉ちゃん』は朝から元気を与えられる作品だと思いますし、『出たよ、清』と言って、僕を見てあきれながら笑ってもらえてたらうれしいですね。3姉妹に冷たくされても一向にめげない清は、少なからず勇気を与えることができたんじゃないかな(笑)。作品に少しでも良いものを残せていけたらと思っていました」。



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