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【とと姉ちゃん】三女・美子が杉咲花にバトンタッチ 唐沢寿明に衝撃受ける

 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(月〜土 前8:00)で、第9週・53話(6月3日放送)より小橋家の三女・美子を演じる役者が根岸姫奈(10)から杉咲花(18)にバトンタッチする。

連続テレビ小説『とと姉ちゃん』第9週・53話(6月3日放送)より小橋家の三女・美子を演じる役者が根岸姫奈から杉咲花にバトンタッチする(C)NHK

連続テレビ小説『とと姉ちゃん』第9週・53話(6月3日放送)より小橋家の三女・美子を演じる役者が根岸姫奈から杉咲花にバトンタッチする(C)NHK

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 途中参戦に「私は人見知りをするので、ちょっと不安に思っていた」という杉咲だが、ヒロインの長女・常子役の高畑充希や次女・鞠子役の相楽樹から「毎日、撮影を見に来てもいいんだよ」と誘われ、こまめに連絡を取り合い、一緒に食事に出かけるなどして、三姉妹の絆を育んできた。

 「視聴者の皆さんに違和感を持たれないように。“ちゃんと家族になる”ことが大事だと思ったので、私から高畑さんと相楽さんに『敬語を使わずに話してもいいですか?』と提案したりして、そういう準備をしておいて良かったと思っています」。

 物語が進むにつれて、登場人物も入れ替わり、“新参者”だった杉咲もすぐに新しい出演者を迎える立場になった。中でも「衝撃的だった」というのは、第15週(7月11日〜)から本格的に登場する花山伊佐次役の唐沢寿明。「唐沢さんがインしてから現場の雰囲気がガラッと変わりました。唐沢さんはリハーサルやテストのたびにいろんなアプローチを試していて、遊びこころいっぱいでアドリブもすごく多くて。私たちは笑ってしまうのを必死にこらえているのですが、そんな唐沢さんが、私にとっては衝撃でした」という。

 唐沢は、杉咲にとって所属事務所「研音」の大先輩。「私は、監督が『OK』を出しても、もう一回やり直したいと思うことばかりで、どこか体が固くなっていたのですが、唐沢さんを見ていたらもっと現場を楽しもうと思えるようになり、私自身の現場への入り方も変わったような気がします」と大いに刺激を受けている。

 後に、2人の姉と一緒に雑誌を作ることになる美子は縫いものが得意で、服飾を担当することになる。「縫いもの、編みもの、絵を描くこともあり、そういったシーンのために撮影に入る前から練習をしてきたんですが、やってみるとけっこう楽しくて、私にも合っているみたいです」。

 基本的に仲のいい3姉妹だが、子どもの頃から常子と美子は衝突してしまうこともある。「とと姉が困っていたり、悩んでいたりするのを見て、美子なりにすごく力になりたいと思っている。高畑さんのとと姉と向き合った時、自然に湧いてくる感情を大切に、丁寧に演じていきたいと思っています。この物語で大事にしている“日常のささやかな幸せ”をちゃんと届けられるように、面白い作品になるように頑張ります」と話していた。

 杉咲は、味の素「Cook Do」のCMでの豪快な食べっぷりでも注目を集め、2013年1月期のドラマ『夜行観覧車』(TBS)で家庭内暴力に荒れる娘役を好演。以降、ドラマや映画に多数出演している。今夏放送予定のスペシャルドラマ『モンタージュ 三億円事件奇譚』(フジテレビ)や映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(10月29日公開)も控える。「Cook Do」のCMで共演した山口智充も『とと姉ちゃん』に常子が入社する出版社「甲東出版」の社長・谷誠治役で出演する。

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  • 姫奈ちゃんの美子はきょうが最後(C)NHK
  • 昭和14年、ヨーロッパで第2次世界大戦がぼっ発。暗い時代の足音が近づく中でも小橋家は明るく過ごしていた(C)NHK

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