俳優・谷原章介が主演するテレビ東京系連続ドラマ『ドクター調査班〜医療事故の闇を暴け〜』（毎週金曜 後8:00）がこのほどクランクアップした。ラストは谷原のみの撮影となったが、監督らが花束を渡していたわるなか、劇中に登場する架空の組織『医療事故調査委員会』通称“MAIC7班”のメンバー・中越典子、忍成修吾、藤井美菜、田山涼成の4人がサプライズで登場。「班長おつかれさま！」と声をかけ、谷原と笑顔で握手を交わした。

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　同ドラマは、昨年10月に開始した医療事故の原因究明と再発防止を目的とした「医療事故調査制度」をテーマに、事故の背景に潜む闇を暴くヒューマン医療ミステリー。主人公の華岡慧を演じた谷原は「MAICの調査班チームもそうですが、加えてこの撮影のスタッフ全員が家族のようにとても仲が良かったので、2ヶ月間一緒に苦楽を共にできたことは本当にうれしかったですね」と充実の笑みを浮かべ「関わった全員が一丸となって最後まで走り抜けてきました。ですので、離れるのがさびしいです」と吐露した。

　最終話では、華岡が医療ミスで“鉄仮面”こと遠山管理官（高畑淳子）の夫を殺していた疑惑がかかり、MAICを辞め元の病院に復職。残された7班メンバーは佐和（中越）を新班長として潜入調査を開始する。華岡の医療ミスはあったのか？MAIC設立の隠された理由とは…。

　さらに政府要人の鹿賀丸のオペをすることとなる、すい臓がんの権威・浅間役として津川雅彦も出演。症例は遠山の夫と同じすい臓がん。第一助手はかつての後輩・碓井（水上剣星）、第二助手を華岡が担当し、因縁の手術が始まる。谷原は「見ごたえのある作品をぜひご堪能いただければと思っております」とアピールしている。