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竹中直人、「現場のノリ一発」で怪演 役は観客が作り上げるもの

 NHK大河ドラマで2度、豊臣秀吉を演じた竹中直人が、初めて“織田信長”を演じると話題のNHK・BSプレミアムのドラマ『最後のレストラン』(毎週火曜 後11:15、連続8回)。竹中は26日放送の第1話に登場する。

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 信長を演じて、「『秀吉』で渡哲也さんが演じた信長の幻影を見ましたね。渡さんを『親方さまぁー!』と呼んでいた頃の自分を思い出しつつ、渡さんがやっていた信長を自分が演じていることが不思議な感覚でしたね」。

 同作は、織田信長、土方歳三、クレオパトラ、ナポレオン、坂本龍馬などの歴史上の偉人たちが死の間際に現代のレストランにタイムスリップしてくるという藤栄道彦氏の同名グルメ漫画(新潮社『月刊コミック@バンチ』)が原作。

 第1話では、京都・本能寺で明智光秀に追い詰められた信長が、フレンチレストラン「ヘブンズドア」に現れ、空前絶後の料理を作れと命じるというストーリー。無理難題なオーダーを受ける天才シェフ・園場凌(そのば・しのぐ)役で俳優の田辺誠一が主演する。

 劇中では、織田信長が特に好んだと伝わる「人間五十年、化天のうちを比ぶれば」の節を披露する見せ場もあり、気持よく歌っていたところを絶妙なタイミングで田辺にさえぎられ、クスッと笑える場面にもなった。

 「現場で田辺くんと、どこで切ったら面白いか相談しながら撮っていきました。そういうアドリブができる現場で、楽しかったですね」。

 俳優・竹中直人は、“現場主義”。「現場でのノリ一発。共演者や監督、スタッフの影響を受けながら動くタイプの役者なのかもしれないですね」。台本は最低限、自分のせりふだけ覚える程度にして、「読み込まない」という。「話の流れを知って芝居して、どうするんだっていう考え方が僕の中ではある。人って現場の空気や周りとの兼ね合いで臨機応変に動いていくものだと思うから」。

 役づくりで重視するのは主に“扮装”。「本能寺の変が起きた時、信長は寝間着なので、それだけじゃ信長だとわかりにくいと思ったので、マントを用意してもらいました」。中身については「考えない」という。「役を作るのは観客。作品を観て、この人は織田信長なんだ…と思ってくれたら、信長という役が作られたってことになるのかな。自分が何を演じるかより、誰と一緒に演じるかが気になりますね。キャスト表が一番大事。今回は田辺くんと一緒だ、(鈴木)浩介くんと一緒だって思ったら、楽しみで仕方なかった。撮影の合間に小道具の刀で斬るふりをすると、みんな『うわぁ、やられたぁ』とリアクションしてくれたので、楽しかったです」。

 第1話では、「レストランの厨房にエプロンをつけて立つ信長」という、時代劇ではありえないシーンも描かれる。



関連写真

  • 4月26日スタート、NHK・BSプレミアム『最後のレストラン』第1話で織田信長を演じる竹中直人(C)NHK
  • 信長(竹中直人)は園場(田辺誠一)に空前絶後の料理を注文する(C)NHK
  • 苦戦する園場(田辺誠一)に信長(竹中直人)は…(C)NHK
  • 4月26日スタート、NHK・BSプレミアム『最後のレストラン』第1話より。ある日、園場(田辺誠一)たちの前に織田信長(竹中直人)が突然、時空を超えて現れる(C)NHK
  • 4月26日スタート、NHK・BSプレミアム『最後のレストラン』第1話より。突然、時空を超えて現れた織田信長(竹中直人)一行(C)NHK
  • 4月26日スタート、NHK・BSプレミアム『最後のレストラン』第1話より。織田信長(竹中直人)一行と対じする園場(田辺誠一)たち(C)NHK

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