熊本県熊本市出身の俳優の高良健吾(28)、映画監督の行定勲氏(47)が25日、東京・テアトル新宿で行われた映画『うつくしいひと』(行定監督)チャリティー上映会に出席した。
高良は、震災発生直後の18日に熊本で給水活動を行った。当初は17日夜に現地に向かう計画だったが空港が機能しておらず、「17日の朝に博多から入りました。2〜4トン水を運べるトラックを用意してもらって、給水活動をしていました。池のキレイな湧き水を活動に使用した」と報告。被災地の現状は「震災あってから毎日状況がかわる」と現場の声を代弁し、「自分しかできない支援活動もあるんだなって感じました」と語った。
支援の輪が広がる一方で、芸能人の発言に過剰反応し、否定的なコメントをする“不謹慎狩り”について聞かれると、高良は「自分たちは、ジャッジされる仕事だ」としつつ、「その人が何を言いたかったのかを考えると、批判されているのはかわいそう。絶対、応援や心配が真ん中にあると思うから、ちょっとしたミスで揚げ足を取って、人格さえ否定することは、ちょっとおかしい」とコメントした。
行定監督は「報道する側もバッシングされているが、現地のキャスター、レポーターたちは本当に寝ていない。顔が変わっている。それを否定するのは本当に腹立たしい」と憤りを露わにする。続けて、「被災地は、本当に疲れている。この疲れは並じゃない」と現地の様子を語り、「お互いを思いやることこそ、いま一番大切なこと。相手の気持ちに立ってみることが、いま被災地で重要なこと」と呼びかけた。
会場には女優の橋本愛(20)、忘れらんねえよのボーカル・柴田隆浩が登壇し、同映画の主題歌のギター弾き語りを披露した。
同映画は昨年10月に熊本県内で撮影。熊本地震により被害を受けた熊本城や阿蘇が登場する地域映画で、上映時間39分。今回の被災者支援のためのチャリティー上映は、行定監督の呼びかけにより企画され、実現した。
この日の上映会のチケットは、今月21日午後10時にネット上で販売され、全218席が翌朝までに完売。劇場窓口で販売された立ち見券32枚も売り切れとなった。この日のイベントを皮切りに、全国の映画館やホール、映画祭などでチャリティー上映会を行う予定で、集まった義援金は後日寄付される。
高良は、震災発生直後の18日に熊本で給水活動を行った。当初は17日夜に現地に向かう計画だったが空港が機能しておらず、「17日の朝に博多から入りました。2〜4トン水を運べるトラックを用意してもらって、給水活動をしていました。池のキレイな湧き水を活動に使用した」と報告。被災地の現状は「震災あってから毎日状況がかわる」と現場の声を代弁し、「自分しかできない支援活動もあるんだなって感じました」と語った。
支援の輪が広がる一方で、芸能人の発言に過剰反応し、否定的なコメントをする“不謹慎狩り”について聞かれると、高良は「自分たちは、ジャッジされる仕事だ」としつつ、「その人が何を言いたかったのかを考えると、批判されているのはかわいそう。絶対、応援や心配が真ん中にあると思うから、ちょっとしたミスで揚げ足を取って、人格さえ否定することは、ちょっとおかしい」とコメントした。
行定監督は「報道する側もバッシングされているが、現地のキャスター、レポーターたちは本当に寝ていない。顔が変わっている。それを否定するのは本当に腹立たしい」と憤りを露わにする。続けて、「被災地は、本当に疲れている。この疲れは並じゃない」と現地の様子を語り、「お互いを思いやることこそ、いま一番大切なこと。相手の気持ちに立ってみることが、いま被災地で重要なこと」と呼びかけた。
会場には女優の橋本愛(20)、忘れらんねえよのボーカル・柴田隆浩が登壇し、同映画の主題歌のギター弾き語りを披露した。
同映画は昨年10月に熊本県内で撮影。熊本地震により被害を受けた熊本城や阿蘇が登場する地域映画で、上映時間39分。今回の被災者支援のためのチャリティー上映は、行定監督の呼びかけにより企画され、実現した。
この日の上映会のチケットは、今月21日午後10時にネット上で販売され、全218席が翌朝までに完売。劇場窓口で販売された立ち見券32枚も売り切れとなった。この日のイベントを皮切りに、全国の映画館やホール、映画祭などでチャリティー上映会を行う予定で、集まった義援金は後日寄付される。
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2016/04/26