俳優の佐藤浩市(55)が7日、都内で行われた映画『64-ロクヨン-前編/後編』完成報告会見に出席。主演を務めた本作の撮影について「久々に身を削りました。これだけのメンバーと毎回毎回対決シーンが、自分のなかでこの映画に対する期待感と一緒に膨らんでいって、刀傷をずいぶん負いながらゴールまでいった」と振り返った。 撮影の前には、佐藤演じる県警警務部の広報と対立する記者クラブの記者を演じた瑛太(33)に「全力で来い、受け止めるから」と声をかけたエピソードが披露され、佐藤は「自分自身を鼓舞したいという気持ちもあった」と意図を説明。白熱した演技の結果、せりふをしゃべる瑛太のつばが顔に飛んでしまったといい、佐藤は「瑛太ファンだったらたまらないんでしょうけれどね」と笑っていた。
2016/03/07