俳優の田辺誠一が8日、都内で行われたWOWOW『連続ドラマW　撃てない警官』完成披露試写会に登場。“画伯”の愛称でも知られる田辺だが、同作の撮影中に絵心を刺激される出来事があったことを明かした。

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　同作で田辺と初めて夫婦役を演じる中越典子は「田辺さんはとてもおだやか。また、画伯でもあるので、絵心を感じる瞬間があった」と証言。外での撮影の際、イチョウの木が紅葉している様子を発見した田辺が「うわぁー！　あのイチョウの木がキレイだね」と感動していたといい、中越は「その一言で、すごく心がほのぼのとした」と笑顔で語った。

　一方、田辺は「その横では、ヤンキー同士がケンカをしているシーンを撮影していたんですけど、イチョウの木に絵心を刺激されました」と照れ笑い。最近、鷹の絵を描いて披露したところ、友人から“すずめ”だと勘違いされたことを明かし「『すずめって飛ぶんだ？』って言われた。そこが論点じゃないのに…」と笑わせていた。

　試写会にはそのほか、石黒賢、嶋田久作、山本學、長崎俊一監督も出席。同ドラマは、安東能明氏の同名警察小説を映像化。ある日の不可解な事件を機に所轄へ左遷の憂き目に遭った本庁所属のエリート警官が、単なる事件の真相解明ではなく、出世コース復帰へ向けてある計画を画策するというストーリーで、10日より放送される（毎週日曜　後10：00、全5話※第1話無料放送）。

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