俳優の唐沢寿明が5日、都内で行われた主演映画『杉原千畝 スギハラチウネ』初日舞台あいさつに登壇。第二次世界大戦中、赴任地のリトアニアでユダヤ難民にビザを発給し約6000人の命を救ったという外交官・杉原千畝役を熱演し「今までにない集中力を使った」と回顧。無事公開初日を迎え「感無量でございます」と笑顔を見せた。 役作りのため、過去の資料などを調べたといい「杉原さんはヒントや情報の少ない方。奥様の著書では、寡黙でいつもニコニコして優しい人っていうイメージがあるけど、残っている肉声を聞くとすごく熱い一面もあった。だから、そこ(のバランス)で苦労しました」。
2015/12/05