人気アイドルグループ・AKB48を卒業して3年目。すっかりアイドルを脱した、といっていい活躍ぶりを見せる女優の秋元才加。「自分らしく行こうと思っています」とはつらつと答える。
野菜ジュースのテレビCMでは力強くアクションの型を組み、2年ぶりに出演したミュージカルでは盲目の美女を熱演。映画『ギャラクシー街道』(三谷幸喜監督)で三谷組の仲間入りを果たし、主演映画、劇場版『媚空−ビクウ−』(原作・総監督:雨宮慶太)が14日より公開される。
劇場版『媚空−ビクウ−』では鍛え上げられた肉体を駆使したアクションシーンに挑み、主題歌も担当する。「こんな高待遇、ここまで押されたことは、いままでなかった(笑)。うれしいと同時に、そわそわします。秋元才加がぎゅーと詰まった作品なので、一人でも多くの方に観ていただきたいですし、ドキドキしています」。
2014年4月より放送された『牙狼<GARO>−魔戒ノ花−』で秋元が演じたキャラクター・媚空を主人公に、新たな世界観と物語を描いたのが劇場版『媚空−ビクウ−』だ。牙狼シリーズの原作者である雨宮総監督の下、大橋明氏が監督とアクション監督を兼任。ダークサイドに堕ちた魔戒騎士や魔戒法師を斬る、闇斬師という斬新な設定、入心の術をはじめとする独創的な映像表現、秋元の肉体美と身体能力を存分に生かしたアクション、推理や謎解きを絡めたミステリアスなストーリー展開など、10周年を迎えた牙狼シリーズに新しい風を吹き込む意欲作となっている。
雨宮総監督からは「秋元の肉体が撮りたい」と言われたという。そのため、撮影が始まる2ヶ月前から週3日ジムに通い、“見せる筋肉”をつけて撮影に臨んだ。「男性が驚くくらいの肉体を作りたいって思ったんですが、実際に男性から『なんか、でかくなったね』と言われると、傷つきました(笑)。それでも、私情に左右されることなく、仕事を全うしよう、役目を果たそうとするところは媚空と似ているのかなと思います」。
彼女の肉体美が発揮されるアクションシーンだが、撮影は大変だったのでは?とたずねると、「バラエティー番組『ネ申テレビ』(ファミリー劇場)の企画でだいぶ鍛えられている。何もつらいことはなかったですね」とキッパリ。
本作ではアクションはもちろん「“静”の動きに注目してほしい。合気道の師範に『達人は重心を動かさずに歩く』と言われたことを思い出しながら、ブレがないように動くことを心がけていました」と振り返った。
「あとは裸になるしかないんじゃないですか?」と冗談交じりに言うほど、できる限りのすべてを注ぎ込んだ。「劇中で『白か黒か、人間の心はそんなに単純じゃない』という台詞(せりふ)があるんですが、生きていて、白黒で判別できないグレーな部分はたくさんあるし、そんな中でいろんなことを自分で決断して選んでいくという点では、共感していただけるメッセージ性のある映画になっているのではないかな。本当の強さとは? 本当のやさしさとは? この映画を観て感じたことを日常生活に持ち帰っていただけたら、と思います」。
野菜ジュースのテレビCMでは力強くアクションの型を組み、2年ぶりに出演したミュージカルでは盲目の美女を熱演。映画『ギャラクシー街道』(三谷幸喜監督)で三谷組の仲間入りを果たし、主演映画、劇場版『媚空−ビクウ−』(原作・総監督:雨宮慶太)が14日より公開される。
劇場版『媚空−ビクウ−』では鍛え上げられた肉体を駆使したアクションシーンに挑み、主題歌も担当する。「こんな高待遇、ここまで押されたことは、いままでなかった(笑)。うれしいと同時に、そわそわします。秋元才加がぎゅーと詰まった作品なので、一人でも多くの方に観ていただきたいですし、ドキドキしています」。
2014年4月より放送された『牙狼<GARO>−魔戒ノ花−』で秋元が演じたキャラクター・媚空を主人公に、新たな世界観と物語を描いたのが劇場版『媚空−ビクウ−』だ。牙狼シリーズの原作者である雨宮総監督の下、大橋明氏が監督とアクション監督を兼任。ダークサイドに堕ちた魔戒騎士や魔戒法師を斬る、闇斬師という斬新な設定、入心の術をはじめとする独創的な映像表現、秋元の肉体美と身体能力を存分に生かしたアクション、推理や謎解きを絡めたミステリアスなストーリー展開など、10周年を迎えた牙狼シリーズに新しい風を吹き込む意欲作となっている。
雨宮総監督からは「秋元の肉体が撮りたい」と言われたという。そのため、撮影が始まる2ヶ月前から週3日ジムに通い、“見せる筋肉”をつけて撮影に臨んだ。「男性が驚くくらいの肉体を作りたいって思ったんですが、実際に男性から『なんか、でかくなったね』と言われると、傷つきました(笑)。それでも、私情に左右されることなく、仕事を全うしよう、役目を果たそうとするところは媚空と似ているのかなと思います」。
彼女の肉体美が発揮されるアクションシーンだが、撮影は大変だったのでは?とたずねると、「バラエティー番組『ネ申テレビ』(ファミリー劇場)の企画でだいぶ鍛えられている。何もつらいことはなかったですね」とキッパリ。
本作ではアクションはもちろん「“静”の動きに注目してほしい。合気道の師範に『達人は重心を動かさずに歩く』と言われたことを思い出しながら、ブレがないように動くことを心がけていました」と振り返った。
「あとは裸になるしかないんじゃないですか?」と冗談交じりに言うほど、できる限りのすべてを注ぎ込んだ。「劇中で『白か黒か、人間の心はそんなに単純じゃない』という台詞(せりふ)があるんですが、生きていて、白黒で判別できないグレーな部分はたくさんあるし、そんな中でいろんなことを自分で決断して選んでいくという点では、共感していただけるメッセージ性のある映画になっているのではないかな。本当の強さとは? 本当のやさしさとは? この映画を観て感じたことを日常生活に持ち帰っていただけたら、と思います」。
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2015/11/12