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上川隆也&志田未来が初共演 痴漢冤罪事件の真相に挑む法廷サスペンス

 俳優の上川隆也と女優の志田未来がテレビ朝日系ドラマスペシャル『検事の死命』(冬放送)で初共演することが9日、わかった。

上川隆也主演の法廷サスペンス『検事の死命』この冬、テレビ朝日系で放送。検察事務官役の志田未来と初共演(C)テレビ朝日

上川隆也主演の法廷サスペンス『検事の死命』この冬、テレビ朝日系で放送。検察事務官役の志田未来と初共演(C)テレビ朝日

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 作家・柚月裕子氏の小説「佐方貞人」シリーズの映像化第2弾。前回は、今年1月24日に放送された『最後の証人』で、上川が勝算ゼロの裁判に挑むヤメ検弁護士・佐方貞人を演じた。今回は、検事時代の佐方を描いた同名小説から短編『死命を賭ける/死命を決する』がドラマ化される。電車内で起きた痴漢事件は、冤罪か否か、検事・佐方が“死命”を全うすべく、権力に立ち向かう法廷サスペンス。志田は、佐方にふりまわされながらも、真相を突き止めるべく奔走する検察事務官・増田陽子を演じる。

 佐方は、無愛想で何を考えているのかまったくわからない、つかみどころのない男。それでいて、裁判がはじまると周囲の誰もが彼の優秀さに舌を巻く、というキャラクター。上川は「前作の佐方とつながるよう、自分の中で逆算しながらひとつひとつのピースを探して演じていく作業は、とても楽しいですね」とコメント。そして「ただ目の前のことに集中し、思いのまま猪突猛進に行動する未成熟な男として、佐方という男を造形しました」と語っている。

 初共演した志田について上川は「かゆいところに手が届くといいますか、志田さんはそのシーンに必要なテンションや温度を実に見事にコントロールしてくださり、本当にありがたかった。彼女は未熟な佐方にとって最高の相棒」と絶賛。

 一方の志田も「上川さんは冗談を言って現場を盛り上げてくださったり、常に私たちが演じやすい環境を作ってくださいます。印象的なシーンは、上川さんの声がドーンと降りてくるように感じた法廷のシーンです。私に向けた言葉ではないのに、まるで突き刺さってくるような鋭さがあり、すごかった」と感動していた。

 前作で佐方と激しく対立した検事部長・筒井義雄役の伊武雅刀、検事・庄司真生役の松下由樹が、今回は彼を手助けする立場で登場。痴漢冤罪事件の裁判で被疑者側の弁護士として佐方の前に立ちはだかる弁護士・井原智之役を益岡徹、被疑者・本多弘敏役を津田寛治、弘敏の義母・篤子役を江波杏子が、それぞれ熱演する。

 上川は「今回は、サスペンス的要素が強い作品。誰が真実をしゃべっているのか、誰がうそ嘘で塗り固めた証言を繰り返しているのか…。痴漢という身近な犯罪だからこそ、そこに向き合う人の内実が浮き彫りになっていきます。“皮膚感覚”というか、ヒリヒリした感覚を持ちながら観ていただける作品になっていると思います」と自信をのぞかせていた。

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  • 佐方シリーズ第2作にしてエピソード0(ゼロ)。前作で敵対した検事役の松下由樹が、今作では同僚として佐方(上川隆也)をサポートする(C)テレビ朝日
  • 検事として痴漢冤罪事件の真相に挑む(C)テレビ朝
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