俳優の綾野剛(33)が28日、東京・霞が関の厚生労働省を訪問し塩崎恭久大臣と面会した。放送中のTBS系主演ドラマ『コウノドリ』(毎週金曜 後10:00)で産婦人科医の鴻鳥サクラを熱演。出産の現場で直面するさまざまな社会問題を盛り込み、30日放送回では妊婦の「風しん」を題材にしていることから風しんの国民への広い理解・普及を図ることを目的に同省とのタイアップが実現。綾野は塩崎厚生労働相と緊張の面持ちで握手を交わした。 役衣装である白衣姿で登場した綾野は、塩崎厚労相を前に「緊張しますね…」と恐縮気味。子どもの頃に風しんのワクチンを打ち、今回改めて抗体検査を受けたといい「たった1本の注射で救える命があるということを、フィクションのメディアを通して現在進行形で起こっているノンフィクションのところに届けるというのはドラマづくりとして正しいやり方の一つ」と真摯に語り、塩崎厚労相を感心させていた。
2015/10/28