映画監督の原田眞人氏が15日、都内で行われた映画『日本のいちばん長い日』(8月8日公開)の完成披露舞台あいさつに出席。同作への思いを熱弁し、ひと足早く鑑賞する観客を前に“異例”の猛抗議で熱く訴えかける一幕があった。
同作は昭和史研究の第一人者である半藤一利氏のノンフィクションを完全映画化。終戦前夜、平和のために身を挺して苦悩する人々の人間ドラマを描く。原田監督は「どの国に持って行っても賛否両論はあるにしても支持してくれる人はいると思う。映画作品としての面白さもある」と手応えをにじませた。
一方で、同作の公開館数の少なさを告白し「一番腹が立つのが、一回も上映しない県が4つある。富山、山梨、徳島、高知」と具体的な県名を挙げ「もしその土地に知人がいる方は、映画館に抗議の電話をしてください。ご高齢の方にも観てもらいたい。民意を表すというところで各地でこの作品を盛り上げていただけたら」と強く呼びかけると、観客たちも拍手で応えた。
舞台あいさつにはそのほか、役所広司、本木雅弘、松坂桃李が出席。原田監督作品に初出演した松坂は「初日から監督の声が飛び交っていて、それが終わりまで続いていた」と撮影時の鬼監督ぶりを明かしつつも「その緊張感が居心地よかったです」と満足げに振り返っていた。
同作は昭和史研究の第一人者である半藤一利氏のノンフィクションを完全映画化。終戦前夜、平和のために身を挺して苦悩する人々の人間ドラマを描く。原田監督は「どの国に持って行っても賛否両論はあるにしても支持してくれる人はいると思う。映画作品としての面白さもある」と手応えをにじませた。
一方で、同作の公開館数の少なさを告白し「一番腹が立つのが、一回も上映しない県が4つある。富山、山梨、徳島、高知」と具体的な県名を挙げ「もしその土地に知人がいる方は、映画館に抗議の電話をしてください。ご高齢の方にも観てもらいたい。民意を表すというところで各地でこの作品を盛り上げていただけたら」と強く呼びかけると、観客たちも拍手で応えた。
舞台あいさつにはそのほか、役所広司、本木雅弘、松坂桃李が出席。原田監督作品に初出演した松坂は「初日から監督の声が飛び交っていて、それが終わりまで続いていた」と撮影時の鬼監督ぶりを明かしつつも「その緊張感が居心地よかったです」と満足げに振り返っていた。
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2015/07/15