5月1日より公開された押井守監督の映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』に、27分の映像を追加したディレクターズカット版（10月10日公開）の予告編が完成した。ロボットアクション要素を強調した5月1日公開版の予告から一転、押井作品には欠かせない川井憲次による本編楽曲を使用した重厚感あふれるイメージに一新されている。

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　予告編は「これは、語るべきテーマが詰まった“特濃版”。一気飲みしたらおなかをこわすかもしれない」と自信に満ちた押井監督のコメントで幕を開ける。「おまえは誰だ？」とその正体が謎に包まれたままだった戦闘ヘリ「グレイゴースト」を操るテロリスト、・灰原零（森カンナ）をめぐるミステリー要素が強まっており、押井監督が本当に描きたかった「パトレイバー」に、好奇心がそそられる。5月1日公開版の予告と、DC版の予告を見比べてみるのも一興だ。

　1988年の誕生以来、従来のロボットアニメの常識を覆すリアルな描写が熱狂的な支持を集め、ロボットジャンルの代表作の一つとなった「機動警察パトレイバー」。そのアニメシリーズを手がけた押井監督が、登場人物を世代交代させて実写化に挑んだ『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は2014年4月より上映を開始し、全7章シリーズを経て、その集大成として5月に長編劇場版『〜首都決戦』が公開された。

■公式サイト
http://patlabor-nextgeneration.com

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