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松坂桃李、青髪カラコンで挑む初の殺人鬼姿が解禁 『MOZU』は血の気の多い現場

 俳優・松坂桃李が劇場版『MOZU』で挑む初の殺人鬼役のビジュアルが22日、公開された。自らアイディアを出したという青髪のほか、左右の目の色が異なる奇抜な姿で、残虐非道で猟奇的な暗殺者を演じる松坂は、「血の気の多い撮影現場ですね。新キャラクターですが、恐怖、絶望、終わらない連鎖のようなものを伝えていく役割。そういう歯車になれれば」とコメントしている。

 今作の舞台は、ドラマ版で描かれた西島秀俊演じる主人公・倉木が妻の死の真実に辿り着いてから半年後。気力を失っていた倉木が、あるテロ集団による高層ビル大規模強盗・脅迫事件に出くわすところから物語は始まる。今回からシリーズに参戦する松坂は、テロ集団の犯罪実行部隊を率いる残虐非道な暗殺者・権藤を演じる。

 5月に都内スタジオで行われた権藤の登場シーンの撮影では、髪を青く染めて左目にカラーコンタクトを入れ、革ジャンと迷彩柄のパンツに身をつつんだ松坂。高層ビル42階のオフィスの壁が爆破され、煙幕の煙が充満するなか、ガスマスクをしてショットガンを打ちながらフロアを占拠する。そんな映画冒頭からのアクションシーンで松坂は、後ろから迫る警備員を振り向かずにショットガンで撃ち、パニックになるフロア内で逃げ惑う人々に「お前らにあるのは絶望だけだ」と絶叫。狂気を宿した表情を浮かべて、これまでに見たことがないような鬼気迫る圧巻の演技を披露した。

 残虐非道な暗殺者というキャラクター像について松坂は「『MOZU』という作品の恐怖、絶望、終わらない連鎖のようなものを伝えていく役割。そういう歯車になれればいいと思いながら現場にいます」。一方、そんな初の役どころの内面を作っていく過程では、人の死に対して考えが及び、思い悩むこともあったようだ。「こういう衣装や普段と違う髪型は、気持ちいいというか、動きやすいです。ただ、今日(の撮影で)はショットガンでしたけど、アイスピックで人を刺したり……こんなに簡単に人が死ぬのかというか、どういえばいいのかうまく言葉が見つからないんですけど……。犯罪者って、人の死に対してなにも思わない、意味を持たないというか、そういう淡々とした感覚というものが、現場の空気を吸ってやっていくうちに身にしみてくるというか……。そういうところまで考え方が入っていきますね」(松坂)。

 また、演じる権藤の奇抜な姿については、自らもアイディアを出していることを明かした。「台本を読んで、役柄のイメージが青だったんです。衣装合わせで監督に提案して、そこから青髪が決まりました。監督からは、片目だけカラコンを入れて、はっきりみせるわけではない、狂気的な感じを出したいと言われました」(松坂)。

 ハードボイルドで重厚な世界観が人気の同シリーズに今作から参加し、羽住英一郎監督の撮影現場も初めての松坂は「大胆なことを繊細にやる羽住組というのを実感しました。やり過ぎくらいがちょうどいいという感じです。みなさん血の気の多い方たちが多くて、まだ西島さんとはあまり共演できていないんですけど、あの方も血糊が好きそう(笑)」とその雰囲気を明るく語っている。



関連写真

  • 残虐非道な暗殺者を演じる松坂桃李の初登場シーン
  • アクション監督から演出を受ける松坂(メイキングカット)

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