映画『シックス・センス』や『A.I.』で天才子役として一世を風靡（ふうび）した米俳優ハーレイ・ジョエル・オスメント（27）が、最新作『Mr.タスク』（7月18日公開）のプロモーションのため、6月に来日することが8日、わかった。来日は、2004年の映画『ウォルター少年と、夏の日』のプロモーション以来、11年ぶり。

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　同作は、『ドグマ』などのケヴィン・スミス監督によるホラーコメディー。人間とセイウチの融合をもくろむ老人の狂気により、セイウチへと変えられてしまう男の運命を描く。オスメントは、老人のえじきとなる主人公の友人テディ役で出演し、アゴを覆うヒゲとぽっちゃり体型でかつての面影を封印。大好きなポッドキャストに興じる青年になりきっている。

　久々の来日となるが、過去に訪れた日本の印象について「海外でのプレスツアーの中でも最も好印象なものばかり。どこへ行っても、素晴らしい人々に迎えられ、世界のどことも異なる最高の景色を観ることができた」と振り返り、「日本での『Mr.タスク』の宣伝や、僕のことを応援してくれているファンと再会できることをとても楽しみにしているよ」と呼びかけている。

　6月25・26日とプロモーションを行う予定。26日の夜には、東京・新宿シネマカリテで行われる『カリテ・ファンタスティック！シネマコレクション2015』内のクロージング上映で舞台あいさつを予定している。

　来日オファーを出した配給会社の武蔵野エンタテインメントは、ビッグスターの快諾に驚きを隠せない様子で「まさか、本当に来てもらえるとは思っていませんでした。しかもハーレイくんほどのハリウッドスターにミニシアターで舞台あいさつをしていただくなんて…本当に大丈夫なのでしょうか…!?」とコメントを寄せている。