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野口かおる、ロケ先パリでカツアゲ被害「2ユーロとられました」

 女優の野口かおるが25日、都内で行われた映画『王妃の館』の初日舞台あいさつに出席した。仏パリを舞台にした同作で、現地に22泊して撮影に臨んだ野口は、観客を前に「セーヌ河のほとりで、女の人に2ユーロほどカツアゲにあった」と告白して驚かせた。

パリでカツアゲ被害に遭ったことを明かした野口かおる (C)ORICON NewS inc.

パリでカツアゲ被害に遭ったことを明かした野口かおる (C)ORICON NewS inc.

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 「パリに着いてから4日間の休みがあって、舞い上がってあちこちに行っていた」と回顧した野口。セーヌ河のほとりで休憩をしていると「車いす普及の署名活動をしていて、それに署名をしたら(金を)出せと言われた」といい、「お金がない」と必死にアピールするも「2ユーロとられました…」と肩を落としながら報告した。

 この日は、劇中できらびやかなドレス姿を披露した女優の吹石一恵田中麗奈も出席。吹石は「ラブリーな衣装だった。普段の私とはかけ離れていた」と紹介し、「現場では田中さんに励まされながらやっていました」と感謝。田中は「ピンクを全身に着ている吹石さんに萌え萌えしちゃいました。かわいい〜!」と興奮気味に話して、笑わせていた。

 主演を務めた水谷豊は、初日を迎え「この日のためにやってきた。特別な気持ちです」と感無量。「幸せの瞬間は?」と問われると「今ですね」と笑顔で答え、歓声を浴びると「また幸せになりました」と微笑んでいた。

 同作は、浅田次郎氏の原作小説をもとに、新作執筆のためパリの一流ホテル、“シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ”(日本語で「王妃の館」)を訪れた天才小説家・北白川右京(水谷)と個性豊かなツアー客の錯綜する人間模様を描く。

 舞台あいさつにはそのほか、尾上寛之、青木崇高、中村倫也、安達祐実、山中崇史石丸幹二橋本一監督が出席した。

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