翻訳家の戸田奈津子氏が2日、都内で映画『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』(20日公開)のトークイベントに出席。昨年8月に亡くなり、同作が最後の実写作品となった名俳優のロビン・ウィリアムズさんとの思い出や、サンフランシスコで行われた偲ぶ会の様子を明かした。 ウィリアムズさんとは、映画『今を生きる』(1990)のプロモーションで来日したのが初めての出会いだったといい、プライベートでは一緒に京都へ旅行にも行くほど親交を深めていった戸田氏。「彼はコメディアンで天才だった。エンターテイナーだからよく人を笑わせたりするけれど、もういいからって止めようとすると『僕は人の笑いで生きている』って言うのが彼の口癖だった」と述懐。さらに、「彼ってすごく毛深いの。蚊が腕にとまっても逃げられなくなって『捕まえるのが簡単』って言っていた」と思い出し笑いをした。
2015/03/02