お笑いコンビ・ドランクドラゴンの塚地武雅（43）が23日、都内で行われた映画『ソロモンの偽証』完成披露試写会に出席した。

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　同作は、宮部みゆき氏のベストセラーを実写化したミステリー。ある中学校で起きた不可解な生徒死亡事件と、その真相を暴こうとする女子生徒が開く学校内裁判の行方を追いかける。

　劇中で生徒の父親役を演じた塚地は、「子どもたちのまっすぐな演技の才能と、その才能を見抜いてキャスティングして丁寧に演出した成島監督の才能、そして2つの才能を理解している僕の才能。監督のおかげで新境地を開拓できた。いい役をいただいた」とドヤ顔。約5000人の観客が見つめる中、「ここをこうこうこう」という自身のギャグも披露し、会場を沸かせた。

　1万人が参加したオーディションで見事主役の座を射止めた新人女優・藤野涼子（15）は、同作のタイトルにかけ、「いままでついた大きな嘘」を聞かれると、母親が大切にしていたコップを割ってしまい、その罪を父親になすりつけた過去を告白。「今はじめて告発したので、帰ってからが怖いですね」と力なく笑った。

　そのほか、板垣瑞生（14）、石井杏奈（16）、清水尋也（15）、富田望生（14）、前田航基（16）、望月歩（14）、俳優の佐々木蔵之介（47）、夏川結衣（46）、黒木華（24）、田畑智子（34）、松重豊（52）、小日向文世（61）、尾野真千子（33）、成島出監督（53）が登壇した。

　映画『ソロモンの偽証＜前篇・事件＞』は3月7日、『ソロモンの偽証＜後篇・裁判＞』は4月11日より公開。