AKB48の元メンバーで、時給1000円で活動する「バイトAKB」の佐伯美香（25）が16日、東京ドームシティホールで行われている『第4回 AKB48紅白対抗歌合戦』に紅組のメンバーとして出演。紅組キャプテン・松井珠理奈が「あっと驚くあのコンビが登場します」と紹介すると、かつて同じチームだった柏木由紀（23）とのユニットで「てもでもの涙」を披露した。

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　佐伯は2007年5月に『AKB48 第1回研究生オーディション』に合格した4期生。08年にチームBの正規メンバーに昇格し、『パジャマドライブ』公演（08年3月1日〜09年2月1日）のユニット曲「てもでもの涙」を3期生の柏木と2人で歌唱。同曲は2009年1月の『リクエストアワー』で3位にランクインするほど支持を集めたが、当時既に休養していたひざのけがの影響で09年8月にグループを卒業した。

　5年前にけがであきらめた夢の続きをかなえるため、バイトAKBとなった佐伯は今回、柏木と同じ紅組のメンバーに。「伝説のユニット復活か」というファンの期待に応えるかのように、かつての映像をバックに「てもでもの涙」を披露。息の合ったパフォーマンスで観客を沸かせた。

　ステージを終えた佐伯は「すごく緊張したんですけど、ステージで柏木さんの姿を見て、不思議と当時の気持ちになれました」とニッコリ。総合司会の堺正章から「またAKBに戻りたいという気持ちはあるの？」と聞かれると、「戻れるんであれば…」と答えていた。