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【花燃ゆ】西郷隆盛役に宅間孝行を抜てき 「今回は憎まれ役」

 来年1月4日スタートのNHK大河ドラマ『花燃ゆ』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)で西郷吉之助(後の隆盛)役を俳優の宅間孝行が演じることが3日、明らかになった。宅間は「今回、長州側の話なので西郷さんは憎まれ役とのことですが、懐の大きさなどは残しつつも、また新たな西郷さん像を表現できたら」と意気込んでいる。

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』で“西郷隆盛”役を演じる宅間孝行 (C)NHK

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』で“西郷隆盛”役を演じる宅間孝行 (C)NHK

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 西郷吉之助は、薩摩藩の中心人物として長州藩と対立。元治元年(1864年)に起きた禁門の変では、会津藩とともに幕府方につき、京都御所に押し寄せた長州藩を撃退。主演の井上真央が演じる主人公・ふみの夫、久坂玄瑞(東出昌大)や来島又兵衛など多くの犠牲者を出し、長州から恨みを買うことになる。

 脚本家・監督・俳優として幅広く活動する宅間は、『新選組!』(2004年)に続く大河は2作目。かつて井上が主演したドラマ『花より男子』(TBS)シリーズでは、サタケミキオ名義で脚本を手がけていたことでも知られる。

宅間自身は「どっちみちみんながイメージされている西郷さんとはルックスが似ても似つかない」と言っているが、土屋勝裕チーフプロデューサーは「西郷さんは長州藩からすると愛憎半ばする人物。ふてぶてしいほど肝が座っていて、でも、優しい人たらし、その上頭も切れる。そんな西郷さんをイメージした時に、眉が太くて、頭脳明晰そうな宅間さんが思い浮かびました」と起用理由を明かしている。

 西郷隆盛を演じるにあたり、鹿児島へ行き、お墓参りと生誕地などのゆかりある場所を訪ね歩いたという宅間は「偉大な有名人を演じられるのは光栄なことで、身が引き締まります。知れば知るほど西郷さんの懐の深さに感銘を受けました」と話していた。

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