人気アイドルグループ・NMB48のさや姉こと山本彩、りぽぽこと小谷里歩が、このほど大阪市内で関西テレビ『NMBのめっちゃバイト』（毎週火曜　深1：00）のロケに臨んだ。NMB48のメンバーが、地元・関西でさまざまなアルバイトに挑戦する同番組で、2人は“流し”のアルバイトに挑戦。この模様は4日に放送される。

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　流しとは、ギターなどの楽器を持って酒場を回り、客のリクエストに応えて歌を歌う人のこと。山本がギターと歌、小谷が客を見つけてくる宣伝係を担当する。流しの師匠・露天商心詩（ろてんしょう・しんじ）氏から、宣伝係が客をつかまえないと自分たちは歌うことすらできない、とその役割の重要さを伝えられた小谷は、「なんで私にこんな大事な役を…人見知りやのに！」と動揺。慣れない場所で歌うことになる山本も「2人ともが人見知りなんで…頑張ります！」と緊張の面持ちで意気込んだ。

　仕事帰りのサラリーマンたちでにぎわう大阪の飲み屋街に乗り込んでいった2人。ふっきれたのか次々とリクエストをとってくる小谷。そして練習中は師匠から声の小ささを指摘されていた山本も、加山雄三の「お嫁においで」、イルカの「なごり雪」など、レパートリーを堂々とした様子で披露していく。

　数店回った時点で「どんどん楽しくなってきた」（山本）、「（温かさに感動して）ちょっと泣きそうになった」（小谷）と、すっかり流しの魅力にハマってしまった様子。見事に歌い上げた山本に対し客から歓声があがると、小谷が「どうですか？　うちの山本彩！」と宣伝するなど、見事なコンビネーションを発揮していた。

　やり終えた山本は「初めてで緊張しちゃったんですけど、どんどん回を重ねるにつれ、お店の方もこっちに混ざってきてくれて一気にテンションが上がりました。聴いてくださってるお客さんのパワーがすご過ぎて、こっちが逆に元気をもらっちゃいました」。

　小谷も「コンサートとはまた違う良さがあって、めちゃくちゃ楽しかったです。歌う前と歌った後のお客さんの表情が全然違ってて。歌い出したら、みんながパーって笑顔になって。手拍子してくださったり一緒に歌ってくださったりして、こっちもうれしくなっちゃいますね」とノリの良い大阪の人々に感謝感激していた。