俳優の小澤征悦が11月7日放送の日本テレビ系特別ドラマ『Dr.ナースエイド』（後9：00）で看護助手（ナースエイド）の研修所に飛ばされる外科医・森健（もり・たける）役を演じることが16日、わかった。小澤は日テレ初主演。普段は関わることなどないナースエイドの仕事を通し、未熟な“オレ様”ドクターが成長していく姿を描く。

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　人手不足が叫ばれる病院でベッドメイキング、リネン類の管理、病室整備のほか、患者の食事、排せつ、体位交換などを世話し、その需要が高まりつつあるナースエイド。試験も資格もなく、医療行為もできないが、“患者に一番近い存在”として日々看護に向き合う。普段、日の目を見ないナースエイドの仕事を描いた同作は“医療ドラマ”としての側面と、ナースエイドを育てる病院の奮闘を描く“学園ドラマ”としての側面を持ち合わせる。

　舞台となる倉木メディカルセンターのセンター長・倉木大将（大杉漣）に命じられ、嫌々ながら「看護助手養成コース」にやってきた健を待っていたのは、素人に異端児だらけの候補生たちだった。「僕は医者ですよ!?」とナースエイドを見下していた健だったが、指導され、成長していくのは“ナースエイド”の方か、はたまた“健”の方なのか…。

　小澤は「医者が主人公ですが手術シーンもなければ、緊急事態も一切なし。今までの医療ドラマとは一味違った作品」と紹介。「一生懸命やればやるほどズッこける。そんなやりとりに“くすっ”となってもらえたら。元気な人も、ちょっと元気のない人も、笑って泣けるこのドラマを見れば、元気になれる」とアピールする。

　共演者は他に、「看護助手養成コース」の講師を命じられる看護師・林ことみ役に栗山千明、健とともに同コースで学ぶ候補生、小倉ひろえ役に片瀬那奈、青田太陽役に桐山漣、高野夏役に小島藤子、平野優役に宮澤佐江、長嶋笑役に石野真子らを起用。