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広末涼子、ドラマ『永遠の0』現代パートに出演 桐谷健太と姉弟役

 テレビ東京開局50周年特別企画スペシャルドラマ『永遠の0』(2015年、3夜連続放送)に、現代パートのメインキャラクターとなる宮部久蔵の孫で司法浪人生、佐伯健太郎役に桐谷健太、健太郎の姉でフリージャーナリストの佐伯慶子役に広末涼子が決定した。撮入したばかりの桐谷と広末が、都内で取材に応じ、同作に参加する思いを語った。

テレビ東京で2015年に3夜にわたって放送されるドラマ『永遠の0』で戦死した実の祖父・宮部久蔵の生涯を調べる佐伯姉弟を演じる広末涼子(左)と桐谷健太(右)(C)テレビ東京

テレビ東京で2015年に3夜にわたって放送されるドラマ『永遠の0』で戦死した実の祖父・宮部久蔵の生涯を調べる佐伯姉弟を演じる広末涼子(左)と桐谷健太(右)(C)テレビ東京

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 同作は、小説家・百田尚樹氏の同名小説が原作。「終戦60周年プロジェクト」の取材を行うことになった慶子が、戦死した実の祖父・宮部久蔵の生涯を弟の健太郎と共に調べ始めるところから始まるストーリー。生きて帰ることを強く望み、「臆病者」「卑怯者」と酷評された久蔵が、終戦間際になぜ特攻隊員として命を落としたのか、その謎を追っていくうちに、2人はある真実にたどり着く。

 姉弟一緒のシーンがほんど。桐谷は「弟役なんですけど、僕の方が1個上なんですが、役柄上では言いたいこと、聞きたいことをズバズバ言うお姉ちゃんのたくましさが広末さんとダブって、ほんまの姉ちゃんのように思いながら演じています」。

 広末も「戦争時代の祖父を知る老人たちから話を聞くという受けの芝居が続く中で、桐谷さんと波長が合って良かったと感じています。健太郎役をよく掴んでいて、司法試験に3回落ちている感じもよく出ているて、お芝居がしやすい」と、配役はバッチリのようだ。

 大切な人を亡くすといった悲しい話は「映画で観るのも苦手」という広末は、評判になっていた岡田准一主演の映画『永遠の0』も観ていなかったという。「戦争がテーマの作品に出演するのも初めて、自分にとっても挑戦」と自覚する広末。「今を生きる一人の大人として、この作品から私自身がたくさんのものを受け取って、この作品を通して多くの人にいろいろなメッセージが伝われば素敵。そんな予感を早くも感じています」と充実した表情をみせていた。

 撮影現場では無意識に息を止めているような緊張感に包まれているといい、桐谷は「カットがかかるたびにハァーハァー肩で息をしています。それくらいエネルギーを使って演じないと伝わらない気がする。残りの撮影も、全エネルギーを傾けたい」と気合十分。「戦争時代を生きた人たちがいて、今があって、未来へつながっていく。この作品を観て、何を感じるか、人によって見どころが違ってくるのがこのドラマだと思うし、ちょっとでも考えてもらえたら、役者冥利に尽きます」と話していた。

 同作の戦中、戦後パートはすでにクランクアップ。主演は宮部久蔵役の向井理、中尾明慶、満島真之介、賀来賢人、金井勇太、工藤阿須加、尾上松也、渡辺大、中村蒼、石黒英雄、大和田健介らの出演がする。

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