子役の濱田龍臣（14）が8日、都内でNHK・BSプレミアム『だから荒野』（2015年1月11日スタート、毎週日曜　後10：00、全8回）スタジオ取材会に出席。鈴木京香（46）の次男を演じる濱田は「ひきこもりで繊細で、長崎に家出していった母親に行く」と役柄を紹介。「成長していく部分も描かれているので、そこを見てもらいたい」とアピールした。

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　同作は、人気作家・桐野夏生氏の原作をドラマ化。46歳の誕生日、身勝手な夫や息子たちと決別し、家を出た主婦が1200キロの旅の末、長崎にたどり着き、再生への道を模索し始める。

　主役を務める鈴木は「最初は、家族を捨ててまで求める場所ってどこなんだろうって考えていましたが、2度の長崎ロケを終えて、なんとなく彼女の思いと自分の思いが合わさるようになっています」と主人公に共感している様子で「私は働いていて結婚をしたことがありませんから、家庭だけで生活している女性の気持ちは理解できなかった」と告白。それでも「鈍感に見えるキャラクターだけれど、実は芯が強かったと撮影を通して実感してきた」と充実した表情を見せていた。

　そのほか、杉本哲太（49）、高橋一生（33）、前田公輝（23）、品川徹（78）が出席した。