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吉高由里子、有終の美で感謝「心を込めて」 『花子とアン』視聴率が過去10年で最高

 27日に放送された女優・吉高由里子主演のNHK連続テレビ小説『花子とアン』の最終回の視聴率が22.3%だったことが29日、わかった。大ヒットした前作『ごちそうさん』の勢いを引き継ぎ、初回(3月31日)21.8%でスタート。全156回の平均視聴率は22.6%で、前作『ごちそうさん』(2013年後期)の22.4%を超える高視聴率を記録した。視聴率はすべてビデオリサーチ調べ(関東地区)。

NHK朝ドラ『花子とアン』ラストシーンで空を見上げる吉高由里子 (C)NHK

NHK朝ドラ『花子とアン』ラストシーンで空を見上げる吉高由里子 (C)NHK

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 吉高は同局を通じて「半年間、朝の貴重な15分を『花子とアン』のためにさいてくださった皆さま、本当にありがとうございました」と感謝し「花子として過ごしてきた時間は心から愛おしい日々でした。多くの皆さんに支えられ、感謝の気持ちでいっぱいです。応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。また、お会いできるときまで、心を込めて『ごきげんよう、さようなら』」とコメントを寄せた。

 また、制作統括・加賀田透チーフプロデューサーは「『花子とアン』を大勢の皆さまにご覧いただき、心より感謝申し上げます。翻訳者として、児童文学者として、日本中の読者に夢と勇気を送り届けたヒロイン・村岡花子のように、『花子とアン』という物語が皆さまに夢と勇気を送り届けることができたなら、この上ない喜びです。本当にありがとうございました」と視聴者にお礼を述べた。

 同作は、『赤毛のアン』を日本で初めて翻訳し、世に出した村岡花子の波乱万丈の半生記を軸に明治〜昭和の女性たちの“仕事と恋と友情”を描いた。吉高演じる花子の幼なじみ・朝市役の窪田正孝、仲間由紀恵演じる蓮子の2度目の夫・嘉納伝助役の吉田鋼太郎、花子の夫・村岡英治役の鈴木亮平ら、男性キャラも女性視聴者の心をつかんだ。

 なお、きょう29日からは、ニッカウヰスキーの創業者であり、日本のウイスキー誕生を支えた竹鶴政孝さんと妻のリタさんをモデルにした“夫婦の奮闘記”『マッサン』がスタート。主役夫婦を玉山鉄二、史上初の海外からのヒロイン、シャーロット・ケイト・フォックス が演じる。

◆最近の連続テレビ小説の視聴率 (初回/最高/期間平均)
2014年前期『花子とアン』  (関東)21.8/25.9/22.6(関西)18.1/25.0/21.6
2013年後期『ごちそうさん』 (関東)22.0/27.3/22.4(関西)18.2/24.6/21.8
2013年前期『あまちゃん』  (関東)20.1/27.0/20.6(関西)14.6/22.1/16.9
2012年後期『純と愛』    (関東)19.8/20.2/17.1(関西)16.2/18.4/15.9
2012年前期『梅ちゃん先生』 (関東)18.5/24.9/20.7(関西)16.7/21.3/18.5
2011年後期『カーネーション』(関東)16.1/25.0/19.1(関西)16.2/22.7/19.6
2011年前期『おひさま』   (関東)18.4/22.6/18.8(関西)15.6/21.3/16.5
2010年後期『てっぱん』   (関東)18.2/23.6/17.2(関西)13.1/19.8/16.2
2010年前期『ゲゲゲの女房』 (関東)14.8/23.6/18.6(関西)10.1/20.0/15.9

※視聴率はビデオリサーチ調べ、単位は%

関連写真

  • NHK朝ドラ『花子とアン』ラストシーンで空を見上げる吉高由里子 (C)NHK
  • 蓮子(左:仲間由紀恵)としおりに名前を記入するはな (C)NHK
  • 『花子とアン』場面カット (C)NHK
  • 女学生時代の主人公・安東はな (C)NHK
  • NHK朝ドラ『花子とアン』で主演を務めた吉高由里子 (C)ORICON NewS inc.

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