ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

関テレ、ドラマ映像の提供呼びかけ 70年代人気ドラマ『どてらい男』捜索

 関西テレビでは、開局15周年記念ドラマとして1973年から1977年にかけて制作・放送され、最高視聴率35.2%(関西地区)を獲得した人気ドラマ『どてらい男』の録画テープを探している。

70年代の人気ドラマ『どてらい男』の録画映像を探しています。主演の西郷輝彦も応援(C)関西テレビ

70年代の人気ドラマ『どてらい男』の録画映像を探しています。主演の西郷輝彦も応援(C)関西テレビ

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 同ドラマは、3年半にわたり全181回が放送されたが、当時貴重であったテープを再利用するなどしていたため、一部のテープ(2話〜6話、130話〜180話)が保存されていない。もう一度『どてらい男』を観たい、という視聴者の声に応えるため、一般家庭などに眠っている可能性のある同ドラマの録画テープの捜索プロジェクトが立ち上がった。素材は、フィルム・βカム・VHSなど、どのようなメディアでもいいという。同局としても初めての試みとなる。

 21日には、主人公の山下猛造役を演じた俳優の西郷輝彦が、同局の朝の情報番組『よ〜いドン!』に出演したり、その後、会見を開いて家庭に眠っているテープがないか呼びかけた。西郷は「今一度、テープのストックを見直していただけませんか?断捨離すると出てくるかもわからないですね」とプロジェクトの成功を願っている。

■『どてらい男』とは…

 福井県出身で、大阪・立売堀の機械工具問屋に丁稚奉公に入った山下猛造(西郷)。親友の尾坂(田村亮)と共に、店主や番頭からいじめられながらも商人(あきんど)として成長していく。戦争時代を経て、戦後は自分の店を持ち、大成してゆく物語。全国的な大ヒットを記録した『細うで繁盛記』など、大阪を舞台に根性ものドラマを次々に生み出した花登筺氏の原作・脚本。“ど根性ドラマ”の集大成として執筆されたのが『どてらい男』だった。「立志編」「戦後編」「激動編」「死闘編」「総決算編」の、全181回が放送された。

関連写真

  • 70年代の人気ドラマ『どてらい男』の録画映像を探しています。主演の西郷輝彦も応援(C)関西テレビ
  • ドラマ『どてらい男』は1973年(昭和48年)から1977年(昭和52年)にかけて制作・放送され、最高視聴率35.2%(関西地区)を獲得した人気ドラマ(C)関西テレビ
  • 探しているのは2話〜6話、130話〜180話(C)関西テレビ

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索