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『花燃ゆ』長崎ロケ開始 伊勢谷“松蔭”使命感語る

 幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文(井上真央)の生涯を描く来年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』(毎週日曜 後8:00ほか)の長崎ロケが19日、長崎市興福寺で始まり、吉田寅次郎(松蔭)を演じる俳優・伊勢谷友介が取材会に出席した。

吉田松陰役を熱演する伊勢谷友介

吉田松陰役を熱演する伊勢谷友介

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 伊勢谷は「松陰先生は人を一人も切らずに、哲学的なことを考えている方なので、お話をする機会が多く、せりふがこれから大変だなと思っていますが、その想い、志をしっかり持ったせりふを話せることが、役者としても個人的にも非常にうれしく思っています」とやり甲斐をアピール。

 「この時代は、どんどん変わらなきゃいけない局面で、誰かが狂わなきゃいけないという風な時代だと思っています。私が演じる吉田松陰先生も『諸君、狂いたまえ』という言葉を発せられましたし、私自身もそうあれたらいいなと思っております」と気持ち新たに、「このドラマをきっかけに、見た方々が、ちょっとでも今の常識におしつぶされずに、狂って、新しい未来、自分なりの未来を提供できるようなドラマになっていったらいいなと、頑張っております」と使命感をにじませた。

 今月5日より山口県萩市内でクランクインし、きょうから始まった長崎ロケは降雨で中断をはさむも撮影は順調。土屋勝裕チーフプロデューサーは「長崎というのは松陰先生が、嘉永3年、ちょうど数えで21の時に初めて、九州留学で長崎に来て、いろいろ海外の事を知っていくという事で、非常に松陰先生の人生において重要な場所です。長崎市の皆さんのご協力もいただいて、長崎の地で萩に続いてロケができることは、番組も勢いがついてきたなと感じております」と手応えを語っている。

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