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玉山鉄二、朝ドラ初の外国人ヒロインに「心配ない」

 NHK連続テレビ小説通算91作目、史上初の外国人ヒロインの登場で話題の『マッサン』(9月20日スタート)の撮影が今月7日にスタート。12日から玉山鉄二演じる主人公「マッサン」こと亀山政春の故郷、広島県でロケ収録を行っており、同県竹原市内で14日、玉山をはじめ妻・亀山エリー役のシャーロット・ケイト・フォックスらが取材に応じた。

NHK連続テレビ小説『マッサン』に出演する(左から)前田吟、玉山鉄二、シャーロット・ケイト・フォックス、早見あかり、高橋元太郎 (C)NHK

NHK連続テレビ小説『マッサン』に出演する(左から)前田吟、玉山鉄二、シャーロット・ケイト・フォックス、早見あかり、高橋元太郎 (C)NHK

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 初の日本作品、初の日本語を使っての演技に挑んでいるシャーロットは「共演者の方が我慢強く私を受け入れてくださって、(日本語で)ありがとございます」と感謝し、「自分の感覚、感情、それから一緒にシーンを生きる方から刺激を受けるのがお芝居。(台詞が英語でも日本語でも)同じだと思っています」と力強いコメントも残した。

 玉山も「初めて本読みした時に驚きました。ほとんど全部セリフを覚えていました。日本語のイントネーションもうまいですし、その点に関しては心配ない」と太鼓判を押す。さらに「むしろ僕のセリフの覚えの悪さの方があぶないな、という印象です。確実に僕よりNGは出していません」と自虐的な笑いを誘っていた。

 同作は、ウイスキー作りに人生を捧げた男・竹鶴政孝氏(※劇中では亀山政春)と、それを支え続けるリタ(※劇中ではエリー)の“夫婦の人情喜劇”を描く。

 今回の広島・竹原ロケでは、昔からの町並みが残っている美観地区の中心、ニッカウィスキーの創始者、竹鶴政孝の実家として知られる竹鶴酒造で撮影を敢行。櫻井賢チーフ・プロデューサーは「広島の竹原はこのドラマの原点であり、マッサンとエリーが日本に降り立って最初に受ける大きな困難のルーツでもあり、このドラマを半年間送り届けていくすべての原点になる場所」と説明する。

 シャーロットは「日本は概してアメリカよりも歴史が古いので、すべてのものが伝統あるものに見えますが、特にこの街は伝統があるように思えます。何か空気のような、自分の身体で感じるものがこの街にはあるような気がします。昔からのエネルギーというか、優しさを込めたパワーを感じます」と話していた。

 ほかにマッサンの父・亀山政志役の前田吟、マッサンの妹・亀山すみれ役の早見あかり、亀山家の番頭・島爺役の高橋元太郎が同席した。

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