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【軍師官兵衛】桐谷美玲、絶世の美女役「やってよかった」

 NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)は、主人公・黒田官兵衛にとってのターニングポイント、山場の一つを迎える。官兵衛の生涯で最も苦難に満ちた有岡城での幽閉生活の始まりだ(第19回、5月11日放送)。絶望の淵に追いやられた官兵衛に生きる力を与えたのは、牢から見える藤の花と荒木村重の正室・だしだったと言われている。この絶世の美女と言われるだしを、大河ドラマ初挑戦の女優・桐谷美玲が演じている。

大河ドラマ『軍師官兵衛』で絶世の美女と伝わる荒木村重の正室だしを演じる桐谷美玲(C)NHK

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 桐谷は「絶世の美女の役を演じることに戸惑いもありましたが、だしさんは見た目が美しいというだけでなく、賢くて、心持のよい、内面も美しい女性だったのではないかと思います。村重さんのことを立てて、深い愛で支える。現代の私から見てもとても素敵な女性だと思います」。

 物語では、村重が織田信長に反旗を翻し(第19回)、1年にわたって徹底抗戦。ところが、戦況が絶望的になると、村重は城と家族を捨て、逃亡。だしは残された多くの命のために祈り続ける。しかし、荒木一族に対する信長の制裁はあまりにも苛烈で、有岡城落城ののち、だしは最期のときを迎える。

 「だしの最期は悲劇なのかもしれませんが、彼女らしく精一杯生きた結果なのかとも思いました。逃げることもできたはずなのに、逃げなかったところが強さだと思いますし、後世に絶世の美女と伝わる所以もそこにあるのかもしれません」。

 大河ドラマはもちろん、時代劇そのものが初挑戦。「普通に歩くことさえ難しく、立ったり座ったり、所作の一つひとつが大変でした。その上、美しく見せなければなりませんし、舞を披露するシーンも…、でも、頑張りました」と振り返り、「やってよかった」という充実感をかみしめた。

 難しいイメージを抱いていた戦国時代にも興味がわいたという。「教科書に書いてあったことしか知らなかった歴史の裏側で、いろんな人がいろんな思いでたくましく、一生懸命生きていたことがリアルにいきいきと描かれていて、すごく面白いと思いました」と話していた。

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