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美輪明宏、『花子とアン』の締め言葉「ごきげんよう」を流行語に

 俳優・歌手の美輪明宏が7日、NHKの生放送トークバラエティー『スタジオパークからこんにちは』(毎週月〜金 後1:05 総合)にゲスト出演した。

NHK連続テレビ小説『花子とアン』の語りを担当している美輪明宏(撮影・御堂義乘)

NHK連続テレビ小説『花子とアン』の語りを担当している美輪明宏(撮影・御堂義乘)

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 美輪は、3月31日に始まった新しい連続テレビ小説『花子とアン』(毎週月〜土 前8:00 総合ほか)の語りを担当。ドラマは毎回、美輪の「ごきげんよう。さようなら」というナレーションで終わり、それが耳に残ると評判だ。

 NHKの担当者と脚本家の中園ミホ氏から「『ごきげんよう』を使い慣れている人がほかにいらっしゃらない」とオファーを受けたという美輪は「明治・大正・昭和の物語で、私は昭和10年生まれですが、その頃は、時間の流れがゆっくりでしたので、明治時代・大正時代の流行歌がまだ残っていたりして、戦争も長崎で経験していますし、終戦後の混乱の中から這い上がっていくのもずっと見てきました。実感として空気感を存じておりますので表現できるんじゃないかと思いました」と作品への思いを語っていた。

 「ごきげんよう。さようなら」のネタ元は、同ドラマで吉高由里子が演じるヒロインのモデルとなった村岡花子さんにある。村岡さんはかつて“ラジオのおばさん”としてNHKのラジオ番組『子供の時間』に出演。ニュースをお話風に聞かせる「子供の新聞」コーナーを担当し、その時も必ず最後は「ごきげんよう。さようなら」で締めくくり、当時の流行語になったという。

 美輪は「今、言葉が乱れてますでしょう。『ごきげんよう』が皆さんもお使いいただけると、うれしいですね」と微笑み、再び“流行語”になることを願っていた。

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