人気ドラマシリーズの完結編となる劇場版『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』が29日より公開され、興行収入20億円を見込める好スタートをきったことがわかった。春休み映画としては、ディズニーミュージカル映画『アナと雪の女王』が3月14日の公開から10日間で、興収30億円を突破する破格のヒットを記録。公開3週目を迎えた現在も各地の映画館で満席となる回が続出し、最終興収100億円超えも視野に動員を拡大している。

　『アナ雪』効果もあり、春休みの映画館が異例ともいえるにぎわいをみせるなか、春休み定番アニメ『ドラえもん　新・のび太の大魔境　〜ペコと5人の探検隊〜』も順調に成績を伸ばし、邦画実写『神様のカルテ2』『銀の匙 Silver Spoon』が続く。

　3月29日からは『バチスタFINAL』のほか、作家・湊かなえ氏の傑作サスペンスを井上真央と綾野剛の出演で実写化した『白ゆき姫殺人事件』、4月1日からは品川ヒロシの監督第3作『サンブンノイチ』などの話題作が公開。春休み後半の映画館がますますにぎわいそうだ。

◆春休み映画期待度ランキングでは!?「アナ雪」「銀匙」「カルテ2」…