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奥田瑛二、大分ロケで居酒屋通い「無口な役で、助かった」

 俳優の奥田瑛二が28日、東京・渋谷のNHKで大分発地域ドラマ『そんじょそこら商店街』(3月12日放送、後10:00〜10:59 BSプレミアム)の試写会に出席した。同ドラマは、大分県国東半島にある豊後高田市で商店街再生に取り組んだ人々の実話に基づいた物語。昨年11月、2週間に渡り現地オールロケで撮影された。大分入りした初日に見つけた居酒屋に連日通ったという奥田は「無口な役だったので、助かった」と楽しげにロケを振り返った。

大分県での撮影を振り返った奥田瑛二 (C)ORICON NewS inc.

大分県での撮影を振り返った奥田瑛二 (C)ORICON NewS inc.

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 大分県の魅力を全国に伝えるために制作された同ドラマ。奥田は「演出家やプロデューサーよりも地元の人と仲良くなるのが一番」と、チェックインしたホテルの部屋に入るよりも先に飲み屋を探しに出かけ、「味のあるおばちゃんと親父がやっている小さな居酒屋を見つけた。入ってすぐに『おかみさん、お金払わないから、よろしく』って言ったらびっくりしてたな」と、いたずらを楽しむ少年のような笑みを浮かべながら話を続けた。

 「常連になるから全部ツケにしてもらって。僕と山本(耕史)くんの酒の飲みっぷりがいいもんだから、すっかり気に入られた。もちろん朝起きて、しっかり芝居はするわけなんですけど、そういう中で芝居をすることも最近なかったな。台詞の多い山本くんは大変だなと、横で見ていました」と、同席した山本耕史鈴木杏と思い出で盛り上がった。飲み代はもちろん、「最終日に払いました。それに、まけてくれました」(奥田)。

 ドラマの舞台となった「昭和の町」は、昭和30年代の賑わいをもう一度よみがえらせようと2001年から始まった町おこし。「昭和」を感じられる建物、商品、展示施設などを整備し、年間40万人の観光客が訪れる町に見事生まれ変わった。同ドラマでは、一度商店街を出て行った若者が、15年ぶりに故郷に戻り、商店街を盛り上げようと奔走し、「昭和の町」のアイディアにたどりつくまでを描く。

 同ドラマの翌週には、同チャンネルで奥田の次女で女優の安藤サクラが主演する高知発地域ドラマ『ダルマさんが笑った。』(3月19日放送、後10:00)も放送される。奥田は「親子で出演するドラマが放送される。いいもんですね」と笑顔を見せていた。

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  • 大分県での撮影を振り返った奥田瑛二 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)鈴木杏、山本耕史、奥田瑛二=NHKドラマ『そんじょそこら商店街』会見 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)鈴木杏、山本耕史、奥田瑛二=NHKドラマ『そんじょそこら商店街』会見 (C)ORICON NewS inc.
  • 奥田瑛二==NHKドラマ『そんじょそこら商店街』会見 (C)ORICON NewS inc.
  • 鈴木杏=NHKドラマ『そんじょそこら商店街』会見 (C)ORICON NewS inc.

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