お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、4月からTOKYO MXで初の冠レギュラー番組を持つことが21日、明らかになった。タイトルは『淳と隆の週間リテラシー』（4月5日スタート、毎週土曜　後5：00）で、ジャーナリストの上杉隆とタッグを組み、世の中にはびこる矛盾を一刀両断する生放送の情報バラエティー。淳は「この番組からもう一回『テレビっておもしろいな』と思わせたい」と意気込んでいる。

　同局の看板番組『5時に夢中！』の大川貴史プロデューサーが新たに手がける同番組は、TOKYO MXらしい“多様性”と“言論の自由”をテーマに、政治・経済・事件・芸能まで、世の中の注目ニュースをさまざまなアングルから解説。コメンテーターにタレントの鈴木奈々、アシスタントMCに阿部哲子の出演が決まっている。

　新番組のきっかけは、淳が自らラブコールを送って『5時に夢中！』に出演した際、月1レギュラーの上杉と、大川プロデューサーの3人で意気投合したこと。淳はビデオメッセージで「テレビの本当の自由を知った。いままでどれだけしがらみまみれで生きてきたか」とやや大げさに語り、「ほかの局でできないことをMXではできるし、本当のテレビってこうなだってことをこの番組を通じて伝えたい」と不敵笑みを浮かべていた。

　上杉も「リテラシーを鍛えるには『情報について疑ってかかれ』ということ。番組『長く続けよう、続けよう』って気持ちでやると、変に小ぶりになるから『短命で終わってもいい！』くらいの、守りに入らない気持ちでいきたい」と話していた。