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板東英二、『さんまのまんま』でテレビ復帰 謹慎生活と心境語る

 2012年12月に個人事務所の約7500万円の申告漏れが発覚し、休業状態だったタレントの板東英二(73)が、このほど、都内スタジオで関西テレビの『さんまのまんま』の収録に臨んだ。先月20日に吉本興業グループのよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属となって以降、これが本格的なテレビ番組復帰となる。収録では、「慰めは少年野球だった」などと、謹慎中の生活と心境を語りつつ、明石家さんまと爆笑トークを繰り広げた。

2月15日、関西テレビで放送の『さんまのまんま』に板東英二がゲスト出演(C)関西テレビ

2月15日、関西テレビで放送の『さんまのまんま』に板東英二がゲスト出演(C)関西テレビ

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 収録現場では、「スタジオに入ったのは久しぶり。こんな明るいところで仕事してたんやなあ」と感慨深げにつぶやいた板東。「何にもすることがないんで、陽が上るのがつらかった」と謹慎生活を振り返った。そんな日々の中で、少年野球の練習に付き合うようになり、73歳にして1日に100球投げる日もあったという。

 タレントとしてのキャリアが長くなったが、高校時代には甲子園を沸かせ、長嶋茂雄氏や王貞治氏らと同時期にプロ野球で投手として活躍した板東。長嶋氏から意外な理由でお礼を言われたエピソードなど、さんまと長嶋氏の話題で盛り上がるひと幕もあった。

 収録後、板東は「良かったというか心配りをしていただいて、僕が言いたいようなことをちゃんと、そして言いにくいことをさんまちゃんが言ってくれた」と安堵した表情で、「こういう人に巡り合えていて良かったなぁと思って、ちょっとウルっとしましたけどね。だけどさんまちゃんのすごさは、涙を絶対出させないことですね」と感謝した。

 「ちょっと偉そうにしていた時代もあったので、神様に良いお灸をすえてもらったなと思います。謹慎している間に“ありがたい”という気持ちが本当に自分自身よく分かりました」と反省の弁も。「一日一日が非常に大事だし、一歩一歩どんな仕事でも、これからきちっとしていきたいと思います」と気持ちを新たにしていた。

 板東の出演回は、15日(後1:56〜2:25)、関西テレビで放送。フジテレビはじめ他各局での放送については未定。

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