俳優の向井理、綾野剛の共演で、映画化も決定しているTBS系ドラマ『S−最後の警官−』（毎週日曜　後9：00）が12日スタートし、初回（後8：54〜10：13）の番組平均視聴率が18.9％だったことが14日、わかった。瞬間最高視聴率は21.8％（後10：00）をマークした。視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区。

　同作は、『海猿』や『DOG×POLICE』を手がけた小森陽一氏の原作、藤堂裕氏の作画で『ビッグコミック』（小学館）に連載中の人気漫画を連続ドラマ化。警察庁内に設けられた架空の捜査権を持つ架空の特殊部隊、警察庁特殊急襲捜査班（通称NPS）を主な舞台に、元プロボクサーという経歴をもつ猪突猛進なNPS隊員・神御蔵一號（向井）や冷静沈着なSATの狙撃手・蘇我伊織（綾野）ら、“命をかけて命を守る”男たちの活躍を描く。

　第1話では、都内の交番に勤務する「街のお巡りさん」だった一號がNPSに配属されるきっかけにもなった銃撃＆人質事件が描かれた。犯人制圧のシーンなど、臨場感ある演出、スピーディーな展開、迫力あるカメラワークでかなり見ごたえのある仕上がりとなっていた。第2話以降、一號と蘇我、対照的な性格の二人が衝突しながらも力を合わせ、NPSやSATの仲間たちと凶悪犯に立ち向かうストーリーに期待が高まる。

　大森南朋、吹石一恵、池内博之、平山浩行、高橋努、土屋アンナ、高嶋政宏らが共演。