大みそかに放送される『第64回NHK紅白歌合戦』のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールでスタートし、出演歌手との面談の合間に紅組司会の綾瀬はるか、白組司会の嵐がそろって本番に向けた意気込みを語った。嵐の櫻井翔が「綾瀬さんに期待したい。（本番で）何か起こるんじゃないか」とハプニングを期待すると、綾瀬は「期待を裏切りたいですね。冷静に淡々と。頑張ります」と不敵な笑みを浮かべていた。

　28日に放送された同局の『夢の紅白2013〜名歌手たちの名勝負・名対決』で、高橋真梨子の「ジョニィへの伝言」を「遺言」と言い間違えた綾瀬。事務所の大先輩である和田アキ子が「心配しまくり。天然ですからね」と心配していたことを聞かされても、「どうしてでしょう。大丈夫です」と余裕を見せた。

　櫻井は「綾瀬さんは柔らかい空気をお持ちだから、初めましての人も多いのにアーティストの方と和やかにお話されている。今回の紅白は、いままでより余白の多い台本になっていて、綾瀬さんとの掛け合いとか、異常に勝利にこだわっている大野（智）と綾瀬さんの対決とか、賑やかにしたい」と意気込んでいた。

　綾瀬は紅白初司会。嵐は4年連続で、経験値で嵐に分（ぶ）があるが、綾瀬は「楽しませていただいてます。歌手の方の意気込みを聞いて、本番につなげていきたい。だいたい嵐の皆さんが進めてくださるので、横であいの手を入れるだけ」と余裕さえのぞかせた。

　同番組は、12月31日午後7時15分〜11時45分までNHK総合・ラジオ第1で生放送（途中5分間、ニュース中断あり）。

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