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『ビッグダディ』シリーズ完結「感謝しています」

 今年の新語・流行語大賞候補にもノミネートされ、話題を振りまいた“ビッグダディ”こと林下清志氏の家族に密着したテレビ朝日系バラエティー『痛快!ビッグダディ』が29日放送(後6:30〜深0:05)でついに最終回を迎える。最後の放送を前に、林下氏は「出会った土地、出会った方々に本当に感謝しています。社会に何を発信したいと思っていたわけでもありませんが、さまざまな場所で見知らぬ方々から声をかけていただくのは我が家にとってとてもありがたいことでした」と心境を語った。

『痛快!ビッグダディ』シリーズがついに完結。12月29日放送の最終回スペシャルで林下一家の決断を最新映像で紹介(C)テレビ朝日

『痛快!ビッグダディ』シリーズがついに完結。12月29日放送の最終回スペシャルで林下一家の決断を最新映像で紹介(C)テレビ朝日

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 4男4女、父1人の大家族にカメラが密着し始めたのは、今から7年前の2006年。初回は、男手ひとつで子育てに奔走する個性的な父、林下氏の下、岩手から奄美大島への移住を試みる子どもたちの奮闘や、一致団結してさまざまな困難を克服していく家族力にスポットを当て、たちまち話題となった。その後、一家は愛知を経て香川・小豆島に移り住み、今年4月には父の地元岩手にUターン。全行程は約5720キロに達する。その間に、元妻・佳美さんや、現在はタレントとして活動している美奈子と再婚・離婚を繰り返し、家族の形もさまざまに変遷した。

 大家族の父として独自の子育てをカメラの前で披露してきた林下氏。子どもたちの成長は喜ばしいが、いずれ自立して巣立っていく日のことを思わずにはいられない。「林下家も、5年後にはまだかろうじて存在し、10年後、15年後には子供たちそれぞれの胸の中にしかなくなるでしょう。そして全国のあちらこちらに新生『林下家』が現れているかも知れませんね」。

 さらに、「子どもたちが成長して一人前になれば親との関係は『親と子である』という事実だけだと思っています。大人になった子どもたちにも親として威厳を保ちたいとはまったく思っていません」と自身の考えも明かした。

 タレント転向を表明している林下氏だが、「若い頃から一貫しているのですが、どこかに穴を掘ってねぐらにする生活をしながら、たまに訪ねて来てくれる子どもたちを楽しみに暮らして行きたいですね。モグラのように…」と夢を語っていた。

 『痛快!ビッグダディ「完結編」さすらい密着2760日!涙と笑いの最終回スペシャル』では、過去の映像とともに家族の成長を振り返りながら、ビッグダディ一家の今に密着。美奈子と離婚後、岩手に移住した林下氏は盛岡駅前に整骨院を開業。一緒に移住した二女、三女、四男、四女はそれぞれの生活をスタートさせる。そうして迎えた夏、父は子供たちの実母である元嫁・佳美との再会。奄美大島での暮らし以来、約3年ぶりに元家族が顔をそろえることになる。実母や三つ子の妹たちとの再会を喜ぶ兄妹に、久しぶりに笑顔が戻る。急接近する元家族の姿を、ビッグダディや元妻、4男4女のリアクションと一緒に目撃し、一家の決断に驚愕する最終回スペシャルとなっている。

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