タレントの中川翔子（28）が22日、都内で行われた初主演映画『ヌイグルマーZ』（来年1月25日公開）舞台あいさつに登壇した。同作で初主演を務めた中川は、「ついにピンクのヒーローになることができた、ありがとうございます！」と念願叶った喜びを噛み締め、「笑顔で死ねる代表作できたことは本当に誇り」と大感激だった。

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　同作はロックミュージシャン・大槻ケンヂ（47）の切ないヒーローを歌った楽曲「戦え！ヌイグルマー」をもとに映像化。中川演じるロリータ少女は、愛する人と世界を救うため、ピンクのテディベアと合体し“ヌイグルマー”に変身する。ヌイグルマーのキャラクターデザインは、『エヴァンゲリオン』などを手がけた鶴巻和哉氏とコヤマシゲト氏が担当した。

　ヌイグルマーを演じたのは女優の武田梨奈（22）。中川は、「鶴巻さんとコヤマさんが描く女の子は、顔が小さくって腰が華奢で、まさにエヴァボディ。この衣装を着られるのは梨奈ちゃんだけ」と大絶賛。撮影中も、武田の姿を何枚も盗撮するほど惚れ込んでいたという。

　「この世界に入るきっかけは、特撮だった」と明かした中川は、「この宇宙で1番素敵な色」だというピンクのロリータファッションに身をつつみ、初主演を踏めたことに終始大興奮で、予告編を観賞し泣きそうになるほど。「ピンクが好き。特撮が好き。たくさんの素敵が詰まった映画。（作品は）2、3と続けていけるように」と続編にも意欲みせた

　イベントには、井口昇監督（44）も出席した。