女優の成海璃子が7日、東京・渋谷の東急シアターオーブで行われた舞台『鉈切り丸』の公開フォトコール前の取材に応じた。同作で舞台デビューを飾った成海は舞台衣装の重量感のある鎧を身にまとい登場。女武人を演じ、殺陣のシーンにも挑戦した成海は、「体調を大切にして乗り切りたい」と意気込み、引き締まった体型について問われると、「体力勝負なので、やせたかもしれない」と初舞台の過酷さを垣間見せた。

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　先月、大阪公演を終えた、主演のV6・森田剛は、「大阪でやってきましたし、この勢いのまま東京も」と気合十分。同作で初のダークヒーローを演じ、「体が疲れてても終わったとき、どこかスッキリしてる自分がいるのですごく楽しくやれてる」と充実感をにじませた。

　シェイクスピアの『リチャード三世』を源平合戦の時代に置きかえた同作。天下を取るため、悪事の限りを尽くして駆け上がる極悪非道な“鉈切り丸”こと源範頼を森田が務め、成海はその範頼に夫を殺され、復讐を果たそうとする巴御前を演じる。

　同舞台は、11月8日から30日まで同所で上演。取材にはそのほか、生瀬勝久が出席した。