歌手で俳優の福山雅治が28日、都内で行われた主演映画『そして父になる』(公開中)ティーチインイベントにサプライズ登壇し、是枝裕和監督とともに観客の質問に答える形でトークを繰り広げた。あるファンが「福山さんの作品を全て見ているが、この作品の福山さんはかっこいいとは思わなかった」と素直に感想を述べると、福山は「狙い通り」とマイクを通さずつぶやき、監督とアイコンタクト。これまでの作品で演じてきた“かっこいい”役柄のイメージからの脱却に、満足げな表情を浮かべた。
同作は6年間育てた息子が病院で取り違えられ、他人の子供だったという事件をきっかけに、血のつながりとはなにか、家族とはなにかを描く。福山は人生を勝ち続けてきたものの我が子の取り違えから葛藤をすることになるエリート・野々宮良多を好演した。
台本を初めて受け取った福山は、役に対し「本当にいいところ1個もなかった」と感想を抱いたという。それはファンの感想と一致する内容で、福山は「嫌だとかではない。(演技は)意図するとかではなく、子供たちに引き出された。意識していない部分もあった。能動より受動」と自らの演技を振り返った。
劇中では、子供を私立小学校に入学させる父親役だが、福山自身も「こういう仕事しているし、いい学校に入れようとするかも」と想像して笑ってみせ、「選択肢をあげられる環境を作ってあげたい」と語った。
同イベントには約580人の観客が参加。思わぬ福山の登場に割れんばかりの歓声が沸き起こり、ファンからの「大好きです」という告白に福山も「僕も大好きです」と返答。ファンをメロメロにさせていた。
同作は6年間育てた息子が病院で取り違えられ、他人の子供だったという事件をきっかけに、血のつながりとはなにか、家族とはなにかを描く。福山は人生を勝ち続けてきたものの我が子の取り違えから葛藤をすることになるエリート・野々宮良多を好演した。
台本を初めて受け取った福山は、役に対し「本当にいいところ1個もなかった」と感想を抱いたという。それはファンの感想と一致する内容で、福山は「嫌だとかではない。(演技は)意図するとかではなく、子供たちに引き出された。意識していない部分もあった。能動より受動」と自らの演技を振り返った。
劇中では、子供を私立小学校に入学させる父親役だが、福山自身も「こういう仕事しているし、いい学校に入れようとするかも」と想像して笑ってみせ、「選択肢をあげられる環境を作ってあげたい」と語った。
同イベントには約580人の観客が参加。思わぬ福山の登場に割れんばかりの歓声が沸き起こり、ファンからの「大好きです」という告白に福山も「僕も大好きです」と返答。ファンをメロメロにさせていた。
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2013/10/28