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次期NHK朝ドラ・杏、“嫁ぎ先”の大阪で「日々楽しんでおります」

 NHK大阪放送局制作のNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』(9月30日スタート、月〜土 前8:00)の撮影現場が20日、公開された。5月に撮影を開始してから3ヶ月。同局内のスタジオには、大正時代末期から昭和初期にかけて、大阪が「大大阪(ダイオオサカ)」と呼ばれていた時代感を再現したセットが組まれ、この日は近藤正臣演じる“謎の男” 酉井捨蔵が住む街の一角で「半助鍋(はんすけなべ)」を食べるシーンなどを収録した。

9月30日スタートの連続テレビ小説『ごちそうさん』の出演者(前列左から)近藤正臣、杏、東出昌大、宮崎美子、(後列左から)和田正人、キムラ緑子、高畑充希(C)NHK

9月30日スタートの連続テレビ小説『ごちそうさん』の出演者(前列左から)近藤正臣、杏、東出昌大、宮崎美子、(後列左から)和田正人、キムラ緑子、高畑充希(C)NHK

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 大阪の旧家に嫁ぐ、東京生まれのヒロイン・め以子を演じるは「(嫁ぎ先で)戸惑いながらも元気にやっていっている“め以子”を日々楽しんでおります。今日は夏の設定で天神祭のころの季節を撮っておりますので、装いもみなさん爽やかな出で立ちとなっています。これからは、冬の季節やいろいろな行事もやってきて、さまざまな食べ物を食べながら、心も体も成長していくと思うので、そういったところをぜひ皆様にご覧いただきたいと思いますし、私自身楽しみたいと思っています」と元気にアピール。

 め以子の夫・西門悠太郎役の東出昌大は「すごい私事なんですけど、こんなに長期でかつ1日のシーン数が多いっていうドラマは初めてなんで」と少々、弱気!? 「現場の空気がいいので楽しくやれてて。今はこの現場に入れて良かったなって思う気持ちもあるんですけど。力を尽くして、倒れるギリギリまでできればな、と思ってやってます。今後とも頑張ります!」と気合を入れ直した。

 「半助鍋」とは、鰻の蒲焼を作る際に切り落とした頭と、焼き豆腐、ネギなどを煮込んだもの。しかし、同ドラマで近藤演じる捨蔵が作るのは「焼き豆腐金出さなならんから、“おから”ですんやわしは。あれならタダで食えるとおからを入れよるんですなあ。ぐちゃぐちゃしたおかしなもんが出来るんですが、味はよかったんですよ。うなぎの頭と、おからと、土手で摘んできた草、セリやらミツバみたいなもん、タンポポの葉っぱみたいなね、こらもうタダで。そんで最後はそのへんに生えておった山椒の葉っぱをもぽんと入れて」というワイルドな「半助鍋」。

 それを「うわあ、おいしそう。おいしそう!」とめ以子が食べるシーンを振り返り、近藤は「(杏に向かって)あんたほんまになんでも食べるんやなあ!」と感心しきり。「味まではテレビでお届けできないんですけれども、イメージしてみてください! 昔、大阪にあった面白いもんが、ようけ出てくるんですわ。こんなんあったんやなあ、という懐かしいドラマですわ」と話していた。

 ほかに、悠太郎の母・西門静(しず)役の宮崎美子、悠太郎の姉・西門和枝役のキムラ緑子、悠太郎の妹・西門希子(のりこ)役の高畑充希が同席した。

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