フジテレビ系朝の情報番組『めざましテレビ』（月〜金　前5：25）で、1月7日の放送からデータ放送システムを活用した新企画「めざましじゃんけん」がスタ−トする。

　生放送中、お天気キャスターを務めるフリーアナウンサーの長野美郷が1日2回、生じゃんけんを挑んでくる。視聴者は電話回線やネット回線とつながったテレビリモコンの「dデータ」ボタンを使って勝負。その勝敗によって加算されるポイントをためる、月ごとに最も高得点の人に商品がプレゼントされるというものだ（複数の場合は抽選）。

　リアルタイムで出演者と「じゃんけん」ができ、かつ日々の累積ポイントによるプレゼント企画は、地上波放送としては初めての試み。不定期に「ポイントアップDAY」を実施し、負け続けてしまった人にもチャンスが巡ってくる仕組みで、視聴者サービスに努める。

　長野アナは「視聴者の皆さんと生放送中に“じゃんけん”でつながることができるようになるというので、とってもワクワクしています。ちなみに私、昔からじゃんけんは割と強かったので、なかなか手ごわいかもしれませんよ（笑）。1回目に何を出すか、私の中ではもう決めてます…でも内緒」とやる気満々だ。

　同時に、番組では地デジのオーバーレイ機能を生かし、視聴者の住んでいる地域の天気＆交通情報を自動表示するサービスも開始する（関東ローカルのみ）。全国の天気などを知ることができる「カスタマイズPOP UP画面」や、画面下部に最新ニュースを表示するなど、放送を見逃しても最新情報が得られるサービスを充実させる。

　番組の角谷公英チーフプロデューサーは「地デジになってから、“テレビ”はこれから双方向だ”ということが叫ばれていましたが、データ放送は一方的な情報の提示や、投票的なものに限定されていたのは事実です。この“めざましじゃんけん”はテレビの前にいる視聴者と、テレビの出演者が“リアルタイムで遊ぶ”全く新しいエンターテインメント。ポイントをためる面白さも兼ね備えていますので、ぜひ皆さんで毎朝トライしてみて下さい」とアピールしている。