女優の水崎綾女が12日、都内で初主演映画『ユダ』（来年1月26日公開）の完成披露試写会に登壇した。元カリスマキャバクラ嬢でタレントの立花胡桃の自伝小説を実写化。「一番スタイルが悪かった」（立花）という水崎だったが、「10キロのダイエットをすれば主演」という条件を見事クリア。「毎日野菜スープばっかり食べてました。おすすめしないダイエット法です」と苦笑しながら振り返った。

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　女子高生・絵里香がキャバクラの世界に飛び込み、心に欠落感を抱きながらもやがてナンバー1に君臨していく姿を描く。本物のキャバクラ嬢らも参加したオーディションに「進むにつれて自信がなくなっていった。『私じゃないんじゃないかな』って。もっとギラギラした感じの人が射止めると思っていた」と危惧していた水崎だが、「自分の過去とも向き合ったので出来上がりはいいと思います」と胸を張った。

　本物のキャバクラ嬢になれるかには「やってる最中は役が乗り移ってるので『自分がナンバー1よ』って自信持てるけど、引っ込み思案だからリアルでは難しいかな。蹴落としたりしてまではいけるのかな」と控えめ。「女性のための映画なので是非女性の方にも観ていただきたい。男性の方には、女性の怖さを知って、ドキドキしていただけたら」と笑顔でアピールしていた。

　舞台あいさつには他に青柳翔（劇団EXILE）、NorA、大富いずみ監督が出席した。