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15年の歴史の完結編となる、現在公開中の映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』に出演する俳優・柳葉敏郎がORICON STYLEのインタビューで、故・いかりや長介さんとの撮影秘話を明かした。ドラマスタート時から、キャリア組の室井慎次(柳葉)は撮影中も湾岸署の仲間になかなか入れず、離れた場所で一人待っていることも多かったと告白。一人、高まる緊張感と対峙するなか、“和久さん”がふらりと側に来てくれることで「張り詰めたものがスーッと癒されていました」と、懐かしんだ。 織田裕二演じる主人公・青島俊作を“サラリーマン刑事”として新たなヒーロー像を打ち出した同作だが、柳葉が演じた室井慎次はもう一人のヒーローだった。柳葉といえばトレンディドラマの顔として、『すてきな片思い』(90年)や『29歳のクリスマス』(94年)など代表作では常に明るく熱血漢な役が多かったが、同作では一転。口数も少なく冗談も通じず、眉間にシワを寄せた姿は、いつしか“柳葉=室井”として定着し、スピンオフ映画『容疑者・室井慎次』が公開されるほどの人気キャラクターとなった。

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  • 長さんとの撮影現場を懐かしむ柳葉敏郎/Photo:片山よしお
  • 柳葉が15年間演じ続けた「室井慎次」
  • 映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』より

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